先日、仕事の関係で某牧場に行ってきました。
大自然っていいものですね。
緩やかな丘に、牧草が豊に茂り、気持ちいい風が流れている。
深呼吸をすると、都内とは違ったいい香り。
きっと、キャンプなんかしたら最高なんだろうな。
満足度100%でした。
■サービス業として生まれ変わる
実は、この牧場、悩みを抱えていました。
それは、『お客様に楽しんでもらう』という意識を、
より強く持てるようになりたいということ。
先方のご担当者曰く、
『動物好きは多いんだけど、サービス業だと思っていない節があるんです』
とのことでした。
確かに、従業員の大半はアルバイト・パート。
加えて、新卒で入社を希望する人も、大半が畜産系学部出身とあれば、
サービス業に目を向けてもらうことも難しいのかもしれません。
しかし、現場の様子は少し違っていました。
■控えめで見えない努力
実は、帰りのバスの中でこんなシーンを見たのです。
『あんたさ、受付での接客、もう少し声がけした方がいいよ。』
なんと、30歳以上も歳の離れたアルバイト同士で、
反省会をしているのです。
他にも、売店では、『どこから来たんですか?』など、
気さくに話しかけてくれます。
それに、実は帰りのバスを1本逃したのですが、
『このバス乗って!下まで連れ行ってあげるから。』
と、バスの運転手さんが声をかけれくれる。
見えないところで、サービスの努力をされているんですね。
正直、『彼らの努力に光を当てたいな。』そう思えるシーンでした。
私達は、2012年の新卒採用のお手伝いを一部担当させていただきます。
原稿取材、記事の作成を通して、取材される本人はもちろん、
それを読んだ他の従業員の意識も高まり、
サービス業として元気になれるお手伝いをしたいと心に誓いました。
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松沼英郎