こんにちは!

月曜日担当の堤です。


最近、またメンタルヘルスに関するお悩みを多くいただきます。

そこで今回は、メンタル不全が起きにくい職場にするためのコツを

お伝えしたいと思います。



うつ状態が発生しにくい職場に共通する要素としては
下記が挙げられています。(当社調べ)


・職場でのコミュニケーションが多い
・職場での助け合いが多い
・チームで仕事をする機会が多い
・責任と裁量のバランスがとれている
・総労働時間が多過ぎない(少なくもない)


これらの中でも職場でのコミュニケーションが重要だと感じています。

例えば、こんなことはないですか?



(例1)
上司:最近どうだ?
部下:はい、頑張ってます。
上司:頑張るのは当たり前だ。今月どれぐらいいけそうなのか?
部下:はい、おそらく大丈夫です。
上司:おそらくではなくて、具体的にどうなんだ。
部下:・・・


(例2)
上司:最近どうだ?
部下:はい、頑張ってます。
上司:そうか。頑張ってるんだね。
部下:はい、今月はおそらく大丈夫です。
上司:頼もしいね。その調子で頑張ってくれ。
部下:はい、頑張ります。


いかがでしたでしょうか?


(例1)では、部下の対応にも問題ありますが、
このままだと部下はどんどん追い詰められているように感じてしまいます。
感情よりも事実重視、目標達成や問題解決のための会話しか
なされていません。
これを、「P系コミュニケーション」と呼んでいます。


一方(例2)は良い雰囲気ですね。
事実よりも感情重視、人間関係の緊張感を解くための
「M系コミュニケーション」が多様されています。


しかし、こればかりでは、上司は部下の仕事の進捗を
把握することができず、仕事が進みません。


職場でのコミュニケーションでは、
P系とM系のバランスが需要なのです。


M系で緊張を解き、P系で仕事を進め、最後にまたM系で終わると
仕事も人間関係もスムーズに進められます。


ぜひ、2種類のコミュニケーションを意識してみてくださいね。

P系・M系を体感して習得できる研修もありますので
是非ご相談ください。