こんにちは。
齋藤 有です。

だいぶ暑くなって来ましたね。梅雨入り前に、

外での遊びを存分に楽しんでおきたい今日この頃です。


今回も「医療業界について」熱く語りたいと思います。


現在、全国の最新有効求人倍率は0.49倍、

完全失業者数は350万人と一般の雇用情勢は今だかなり厳しい現状です。

一方、看護師(保健師・助産師含む)は2.47倍、

医療技術者は2.26倍と採用競争が激しく、難易度は相変わらずの高さ。

産業界が新規雇用を控える中、

医療業界は非常に厳しい採用市場で人材獲得合戦をしています。


それでは採用を担う人事の機能面ではどうでしょうか?


通常、企業では人事部、総務部といった人事関連の部署が設置され、

人事専門または採用専門の人材が配置されています。

しかし、医療業界は人事機能が未だ整っていない組織が多く、

病院では事務職の長である事務長と看護職の長である看護部長が

採用を兼務していたりします。

また医院、クリニックでは院長や事務職がそれにあたっていることが多いです。


人材依存度が高い業界でありながら驚くほど、

採用機能は整備されていないと言えるでしょう。


さらに採用担当や人事の交流会が頻繁に行なわれている産業界に比べ、

そういった交流会や勉強会があまりないのというのも医療業界の特徴です。


「専門の人材もいなくて、情報量や知識も多くはない状況で、

熾烈な人材獲得合戦を繰り広げる。」

それは無理がありますよね。


そんな問題の中僕がお薦めするのは、


●採用専門の人材の配置
●民間からの転職者を積極的に採用
●母集団形成から選考フローまで全て見直し再設計する

ということです。


スタッフが不足している病院が増えたらどうなるか・・・。


常にお世話になる可能性がある一般市民として、無視できない問題ですね。


医療業界と一緒に伴走していきたい齋藤でした。


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齋藤 有 (サイトウ タモツ) メディカル番長