高田です。


先日、社員数100名の自動車整備関連の会社の

社長様とお会いする機会がありました。


設立されて20年以上経過し、この景気にも関わらず

安定した成長を続けておられるそうです。


その社長の社員採用・育成のあり方をお聞きして感銘を受けました。


当時、中途で採用することが多く、なかなか若い子が採れない。

採っても現場仕事がきつくて、すぐに辞めてしまう。

辞めようとしている子を説得する。

その繰り返しで、人がなかなか定着しなかったそうです。


そんな中、社長は採用した子を必ず、社長の自宅で1週間、

合宿をさせたそうです。

少数しか採れないので1:1が多く、5時半起床で一緒にランニング、

途中、田んぼから山に向かって大声で発生練習、家の掃除。

まさに合宿です。


社員の中には、学生時代、不良で有名だっだり、

警察のやっかいになった方も…。人生に対する考え方を一から教えたりと

手間隙をかけられたそうです。


そんな社長が採用面談をするとき、こんな質問をされたそうです。


A ○ → ○

B ○ → ×

C × → ○

D × → ×


矢印の前の○×はこれまでの人生。

後の○×はこれからの人生。


生活環境に恵まれ、さらに努力を続けるのがAさん。

最初はお金持ちで成績もよかったが、世の中にすねて脱落するのがBさん。

このままではダメだと思い、猛烈に勉強するのがCさん。

さらに脱落していくのがDさん。


自分も世間でいう不良だったが今ではこうやって仕事をしている。

あなたはどうなりたいか?


つまり、頭がいいとか資格を持っているとかは関係なく、

それまでの生き方を反省して、生きていこうとしている人であればOK。

という基準で採用しておられたそうです。


実際に入社された方は、その後改心して一生懸命仕事に励み、

社員の両親からも感謝の言葉・手紙をいただいたそうです。



若手人材の価値観や、仕事への取組み方で悩んでおられる会社が多い中、

人が育つ環境の作り方に真剣に取り組んでおられるこのお話をお聞きして、

まだまだできることがたくさんあるのでは?と思えました。