こんにちは。火曜日担当の加藤です。
今週のオススメ本はこちらです。
『日本型プロフェッショナルの条件』
著:安永 雄彦
まず安永さんの経歴をご紹介したいのですが、
三和銀行出身で、
ヘッドハンター
グロービス教授
僧侶
エグゼクティブ・コーチ
と4つ(それ以上?)の顔を持つ非常に多才な方であります。
『プロフェッショナル』という言葉は
ある専門性に特化している人を指しますが、
日本では終身雇用が長く続いていたので、
自ら選んで専門性を高めた、というより
社内での配置転換など会社側の理由で
専門性を身に付けざるを得なくなった、
ととらえられることが多いようです。
これからの時代は自らプロフェッショナルを目指して
自分自身のキャリアを考えていく必要がある、
という内容の本です。
印象に残ったことは2つ。
1、自分の周りに起こったことに対して、
「自分はこう思う」と、考えるクセをつける。
そうすると、仕事も受身ではなくなるということ。
2、どんな本にも書いてありますが、
「目の前の仕事が大切」。
今の仕事をやることがいいキャリアに繋がるか、
という確証はありませんが、
「後悔しないキャリア」をつくっていくためには
とりあえず目の前のことに取り組むことは大切なことですね。
悟りを開いた著者の言葉は重みがありました。
さて、早いもので、今年の執筆担当は今日で最終です。
今年1年もお世話になりました。
来年年明け1/5(火)~
また隔週で加藤が執筆してまいりますので、
来年もどうぞよろしくお願い致します
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加藤 沙絵子(カトウ サエコ)