9月4日のブログで長妻も書いておりましたが、
私も一緒に母校、神奈川大学に行ってきました。

駅から白楽商店街を抜けて、神大まで歩く。
『中華料理の泰平楽。よく食べたなぁ。』
『あれ?坂道のゲーセン無くなってる。』
『校舎、めちゃくちゃ新しくなってる。』
など、少しノスタルジックな気持ちを楽しみながらの訪問でした。

まず率直に思ったこと。
それは、大学すごいな!ということ。

何せ、1年目から就職を意識してるんです。
年間、70講座を超える就職対策もあるし。
就職課の方も、問題意識とても高いし。
当時、ほぼ活用していなかった自分が情けないくらいでした。


しかし、同時に『間違っている!』と思うこともありました。
あまりにも、内定獲得に意識が偏りすぎている。

・面接テクニック
・SPI対策
・業界別講座
・自己分析 など

確かに、上記は最低限の知識だし、知っておいて損はない。
でも、あまりにもテクニックに偏りすぎていやしないか?
なぜ働くのか?についてじっくり考える機会は必要ないのだろうか?

面接で、『君は何の為に働きたいの?』に、
全く答えられない学生が増えているのは仕方ないようにも思えました。
しかし、これも私たち企業の力不足なのかもしれません。

①経営者が欲しい人材像を曖昧にしておく。
②人事は判断が難しいので、試験や面接に得点をつけて評価する。
③学生は、“得点”に目が奪われる。
④大学も内定獲得の為、テクニックを積極的に教える。

そんな流れができてしまっているのかもしれません。
大切なのは、受かることではなく、“何をしたいのか”です。
まだまだやれることは多そうです。

-----------------------------
松沼英郎   (マツヌマ ヒデオ)