こんにちは。火曜日担当の加藤です。
さて、今日ご紹介するのはこちらの本です。
『これから10年・女性社員を伸ばす者が勝つ』
著:秋田 稲美
女性活用の重要性は様々なところで
議論されていますね。
この本を読んで感じたことですが、
今まで私自身、女性を活用できるような
企業側の取り組みが最重要、
と思っていました。
しかし、それと同時に
働く女性一人ひとりの意識も、
もっと向上させる必要もあるな、
と感じました。
例えば、この本で紹介されている
・主婦だから今やっているスーパーの
レジ以外の仕事はできないと思っている。
でも本当は事務職で会社勤めをしてみたい。
・仕事をし過ぎると、家のことがめちゃくちゃになるから、
派遣社員でいいと思っている。
でも最近、派遣先にもなれ、仕事が楽しくなり始め、
正社員の打診をもらっている。
というような女性達。
本当に彼女達にはできないんでしょうか?
この本では、何度となく
「本当かな?やってみたらどうですか?」
「あなたにとって魅力的な人生はどっちですか?」
という問いかけがされます。
そして彼女達は、
自分のやりたかったことを再確認して、
働くことにやりがいを見出していきます。![]()
女性だから、ということではないかもしれませんが、
自分の思い描く人生にチャレンジしようという個人と、
それをバックアップできる社会(=企業、組織)が
うまく調和したとき、本当の意味で
女性が活き活きと働ける社会が
実現できるのではないかな、と感じました。![]()
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加藤 沙絵子(カトウ サエコ)