だんだん暖かくなってきました。![]()
寒さに弱いので、冬場は6枚重ね着が基本だった杉本です。
(最近は2枚減りました。(-。-;))
昨日、製造業大手の賃金交渉が妥結しましたね。
円高・株安でかなり慎重な解答で、
これから中小企業もかなり厳しい結果になりそうとのこと。
労働者にとって、なかなかいい状況とはいえませんが、
今回はそんな賃金状況を見てみようと思います。
東京労働局が出している2007年12月集計分
「関東市場圏職種別賃金状況(一般常用)」
によると、
東京都で募集されている全職業の求人賃金が
上限が「29万2883円」
下限が「20万5316円」
(間を取ると約「24万9100円」。)
それに対し、求職者が希望している賃金(求職賃金)の全職種平均は
「25万6768円」ということで、
全職業においては、実際の求人に比べて、
希望賃金との差が7000円程度あるようです。
そんな中、実際の求人上限よりも
求職者の希望賃金が上回っている職種が
大枠で2つもありました。
◆販売の職業
◆運輸・通信の職業
です。
販売の職業(営業職も含まれます)は、
求人上限「28万3352円」に対して、
求職賃金「29万2711円」。
運輸・通信の職業で自動車運転の仕事が
求人上限「25万0892円」に対して
求職賃金「27万5573円」。
この賃金は、あくまでも求人票の所定内賃金の話なので、
賞与は関係ないものになりますが、
なかなか「自分の働き」に見合う給与をもらっていない
意識というのは、かなり強くあるようですね。
頑張って働いている分に見合った給与、
欲しいという気持ちは誰もが思っていると思いますが、
実際、いくらもらえば満足という基準も、なかなか難しいですよね。
生活していくうえでは大事なお給料ですが、
仕事をしていく上では、賃金以外に大事なものを見つけたいところです。
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杉本恵美 (スギモトエミ)