こんにちは。

暖かくなったり寒くなったりの毎日ですね。


3月目前。

そろそろ、コートのない生活をしたい杉本です。


前回、東京の職種別求人倍率をみて

圧倒的なエンジニア不足を感じたわけですが、

今回も、その求人倍率という数字に注目してみようと思います。


ただ、今回は「年齢別」女の子男の子


最近、新聞でも雇用延長だとか、

年齢制限の撤廃だとか、

時流としては、年齢に関わらず募集をする方に流れています。


東京労働局が出している

年齢別有効求人倍率の推移」

からのデータを見てみることにしました。


年齢制限の撤廃が法律で施行された

昨年の10月以降、当然、どの年齢層も求人倍率はほぼ同じになりました。


<東京都の年齢別求人倍率>

■2007年12月集計

24歳以下  ・・・1.45

25歳~34歳・・・1.45

35歳~44歳・・・1.31

45歳~54歳・・・1.26

55歳~59歳・・・1.31

60歳~65歳・・・1.36


ということで、

キャリア形成のための若年採用で多少の差があるかとは思いますが、

ほぼ変わらない結果に。


ただ、法律の施行がされる前の9月を見ると、


■2007年9月集計 


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杉本恵美 (スギモトエミ)



24歳以下  ・・・1.45

25歳~34歳・・・1.55

35歳~44歳・・・1.31

45歳~54歳・・・1.03

55歳~59歳・・・0.93

60歳~65歳・・・0.98


ということで、35歳前後・45歳前後で

かなりの差が・・・。



数字的な変化はあったものの、

内情では、

「やっぱり若手が欲しい」

という話になる機会がまだまだ多いように感じています。


ただ、これから若手労働者人口が減っていくのは事実。


「任せたいこと」「期待していること」をかなえてくれる人材って、

本当に「年齢」によって判断できるのか。


「志向・タイプ」や「経験」など、

その人の本質を見れるような採用が出来るようになっていくこと

を期待している今日この頃です。