「後で片付けよう」
「今度見るかもしれない」
日常、この様な言葉を使っていませんか?
私も、少し前までは、この言葉に甘えておりました。
でも、気付くとデスクトップはファイルで埋め尽くされ、
机の上も、書類が山積み。
はみ出した資料は、足場をなくしてしまう始末。
とても効率的に仕事をやっているとは言えない状態でした。
そんな折、発見したのは2年前に読んだ、
日経ビジネスAssocieの「実践 究極の整理術」特集。
特に、ラストリゾート高橋透社長の「捨てる技術」は
とても参考になりました。
実践している内容は下記の通り。
・書類は読んだら捨てる
・メールも読んだら即削除する。
・会議や商談のメモとスケジュール帳も1カ月経ったら捨てる。
社長曰く、必要になったら、手に入れればいい。
そもそも、大事なことは覚えているはずだ!
とのこと。なるほどな!と思いました。
でも、記事を読むのと、実際にやるのでは大違い。
まずは、メールの削除からトライしてみることにしました。
ルールは以下の通り。
(1)受信box以外に、既読メールboxを作る。
(2)受信したメールを読んだら、すぐに既読メールboxに捨てる。
とてもシンプルです。
毎日帰る時には受信boxが空の状態。
非常に気持ちいいですね。
でも、気持ちいい以上に成果があることに気付きました。
それは、仕事が速くなり、抜けが少なくなったことです。
なぜかというと、
すぐに捨てるということは、読んだ時点で、
「何を」「いつまでに」「どのように」やるのかを
その場で判断し、決めていかないと捨てられないからなんです。
後は応用ですね。
紙で配られた資料も、その場で判断。
おかげで、机の上もスッキリしてしまいました。
最初から全部、手をつけようと思うと大変ですが、
まずメールの「捨てる」から実践してみてはいかがですか?
オススメですよ!
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松沼英郎 (マツヌマ ヒデオ)![]()