こんにちは!

最近、もみじ急に秋めいてきましたねもみじ

秋といえば…。


食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、といろいろありますが…。

秋、それは、就職活動がスタートする時期でもあります!!!


で、今回は、"就活"(若者風に言ってみました/笑)について、

最近思っていることをつれづれなく…。



学生が就職先に、どんなことを求めるのか。
これ、年々、変化してきているんです。



リクルートでは、毎年、学生に就職ブランド調査を行っています。


2007年度の調査によると、
何をポイントにして志望企業を選択するかという質問に対し、


●「自分のやりたい仕事ができる」と答えた学生が
2006年度と比較して、0.05ポイント低下


●「雇用が安定している」と答えた学生が
2006年度と比較して、0.1ポイント増加


という結果がでています。

グラフをお見せできないんで、?と思われる方もいるかもしれませんが…。


つまり!
つまりつまりつまり!!!


安定志向が強くなってきているのです!


長く雇用してもらえそうな企業に就職したいと
考える学生が増えてきているということなんです。

そこへきて、大手企業が採用枠を拡大している。
大手と言えば、安定しているイメージがありますよね。
学生の大手志向が強くなってきた要因のひとつが、
この「安定性を重視する」ということなんです。
公務員を目指す学生も増えてきました。


きっと、親の影響もあると思うんですよ。

今はそこそこ景気がいいですが、
(それでも個人消費が伸び悩んでるくらいだから
決して安心できる状況じゃないですが…)
少し前まではバブル崩壊して、暗~い社会だった。


そこを経験してきた親世代からすると、
安定した職場へ子供を行かせたいと考えても当然。

子供たち、つまり最近の学生さんたちですが、
彼ら・彼女らだって、そう考えて、当然。


でも、でも!
果たして大手だからこそ、雇用が安定しているのかはてなマーク
と、私は声を大にして言いたい!!


だって、大手に入ったからって、
「こんな仕事、するはずじゃなかった…」
「ついていけない…」
なんて思って入社3年未満で辞めちゃう人は、全体の30%を超えているし、
ここ数年、1年以内に退職するケースがとても増えてきているショック!


「雇用が安定している」
って言っても、結局は本人次第。


転職が当たり前になってきている今、
辞める・辞めないは本人の意思決定が大きく問題することで、
大手に入ったから大丈夫とは限らない。

もちろん、某大手英会話学校みたいに、
大手だからといって経営が本当に安定しているかどうかもわからない。


だったら!
「自分にとって」安定している会社を選ぶべきでは?
と、思います。


「安定」ということについて、きちんと考えてほしい。

規模が大きければ安定的に雇用されるわけじゃない。

その会社が、将来に渡って成長していく可能性が高い会社なのかどうか。
自分がその会社の中にいて、仕事を楽しみ、
会社の人間関係を楽しみ、がんばって長く働いていけそうなのか。


それを考え、企業に質問としてぶつけ、
自分自身が納得できるかどうかで、企業を選んでほしい。
本当に「自分にとって安定している企業」を選んでほしい。


確かに、仕事なんてやってみないとわからない。
組織なんて入ってみないとわからない。


で、実際にチャレンジしてみて、
やっぱりダメ!ということももちろんあると思う。
そういう時は、サッパリ転職すればいい。
誰にでも失敗はあるし、リベンジは可能だし。


ただし、チャレンジする前にいろいろと考えるべきだと思う。
安易なチャレンジじゃ、ダメだと思う。
なぜなら、躓いたときに、自分が選んだ道だったけど、ダメだったと、
自責として考えることができないから。


なんて。。
ちょっと熱くなりすぎましたかね…(笑)


優秀な人材を、必死で求めてらっしゃる、
ある人にとっては「安定企業」になりうるたくさんの会社を
日々見てるんですよね。

なんとかならんのかな~と歯がゆく思いながら…。


人と企業。
若者と企業。
いい出会いをしてもらいたいと思います。
いい出会いの場を、作りたいと思います。


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西川悠希 (にしかわゆき)