わんわんこんにちは。西川です。


20代前半の頃。
「将来の夢」って、持っていましたか?
これ、といった明確なものではなくても、漠然と、
「こんな風になっていたい」 「こんなことをしてみたい」という想いは持っていた人が多いん

じゃないでしょうか。

今、30前後から年齢が上の方なら…(笑)


この将来「やりたい」ことについての事情、
ちょっと変わってきてるんですよね。

「やりたいことがわからない!」ということを
よく言っています。どうも、そうゆう若者が増えてきているみたい。。。


現実を見すぎなのかな。夢がないというか、
持てないというのか・°・(ノД`)・°・。
幼稚園に通ってたくらいに、無邪気に考えていた将来の夢は、
歳を重ねるごとに現実と直面し、徐々に変わっていく。
それは誰しもそうだと思うんですが…。

私の妹。
3つ年下なんで、もう27なんですが、
それでも何をしたらいいのかわからない、
どうやって生きていくべきなのか、わからないってよく言ってます。

だから、仕事も中途半端。
何回か転職をしてるんですが、1本通ったモノはないし、
その場しのぎで生きてる感じがする。
「やりたい」ことはあるって言うんですが、
そこに対してチャレンジする勇気はない。


「やってみたらいいやん!(大阪出身なんですよ!)」
って、言ってるんですが、「どうせ無理やし…」ってすぐ言う。


なぜ?
チャレンジする前に、諦めんの?
で、次に出てくる言葉が「親とか家族に迷惑かけるかもしれへんし。。」


違うだろーーーっ!
勇気がないだけやろーーーっ!

と、言いませんが、お腹の中で叫んだり。。。(笑)


新しい環境に身を投じることに、
かなりの恐怖心があるみたいなんですね。


今の若者は、もっとそれが顕著な気がする。
最初から、本気で諦めているというか…。


で、たまにはちょっとまじめなお話。


今の若者たち、特に20代前半の子たちって、
バブル崩壊後の不景気で混沌とした時代に、
小学校高学年時代~中学校時代をすごしているんです。


親のリストラとか、直接親じゃなくても暗いニュースを
度々、耳にしてきた。まさに、思春期に。


その影響で、夢を持ったり、一攫千金狙うなんてことより、
もっともっと現実を見て、諦めを持って生きていく、
そんな発想になっている若者が多い、と、言われています。
あくまでも一般論ですが。


確かに、世の中が灰色に見えるような、
あの不況の時期に思春期を過ごしているという背景を考えると、
大手志向が強くなったり、公務員志向が強くなることも、
納得ができるというかo(・_・= ・_・)o



そういう背景を持って生きたきた彼・彼女。
それでも、次世代の日本を担っていく彼・彼女。


若者たちに、夢を与え、見せ、諦めさせない。


社会の常識や様々な仕事にまつわるスキルや知識を教えることも
大切なことだけど、夢を与えることの方が、
より大事なことなんじゃないか…。最近、痛切に思っています。。


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西川悠希 (ニシカワ ユキ)わんわん