最近は睡眠に関する研究が進んだこともあり、眠り方に関する書籍などもたくさん販売されています。
一般には寝付きを良くする方法や、眠りの質を高めるためのものが多いですが、他にも仮眠に関するものなども人気です。
そんな中で、睡眠不足が続く方なら、一度は気になると思われるのが、短時間睡眠法といった種類のもの。
3時間や4時間半、5時間など作者によって時間にばらつきはありますが、それでも普通より短い睡眠時間で、スッキリ過ごせるというものです。
最近になって増えたようですが、実はかなり昔からこの手の本は存在していて、私も学生時代に読んだことがあります。
もちろん現在のものは当時のものより実際の研究結果に基づいたデータや実践法が書かれています。
しかし問題はこれらの書籍を読んで実践したら、本当に誰でも短時間睡眠で生活することが出来るのでしょうか?
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これらの本の著者は基本的に「睡眠=時間×質」だということです。
これに関しては異論はありません。
睡眠の質を高めることで、比較的短い時間でもよく寝たという感じを得ることは出来ます。
しかしそれまでずっと毎日8時間前後寝ていた人が、5時間とか4時間半しか寝ないでパフォーマンスを保ったまま生活できるようになるでしょうか?
私個人の意見から言えば、出来る人と出来ない人がいると思います。
生まれつき、もしくは子供の頃からの習慣によって、眠りが浅い人と深い人が存在します。
大人になってからでもある程度は生活習慣を見直すことで変化できるでしょう。
しかし元々6~7時間しか寝ていない人ならば、5時間にするのはわずかに眠りを短くするだけなので、そういうサイクルに体も慣れてしまいやすいでしょうが、8~9時間も寝ていた人が急に5時間とかにするのは厳しいと思います。
わかりやすい例を挙げると、県大会上位レベルの足の速い人が練習して全国レベルの陸上選手になることは可能かもしれませんが、もともと極端に足の遅い人が急にそんな記録を残すのは無理ですよね?
これらの本を書いた著者は、元々ある程度の短時間でも平気な人達だったはずです。
私も何冊か読んでいますが、これらの著者は忙しくて短時間しか寝ていないうちに、その睡眠法を編み出した、という人がほとんどです。
通常だと8時間以上寝てしまう人達がいきなり実行するのは現実的ではありません。
逆に少々短い睡眠時間でも耐えられるという人ならば、短時間睡眠法を読んで実践すれば、本当に5時間しか寝なくても平気になれるかもしれません。
ですがくれぐれも無理して実践して、体を壊さないように気をつけてくださいね。
健康を損ねてまで睡眠時間を削るのは無意味でしかありません。
人間関係やコミュニケーションの悩みについての相談も受け付けています。
また睡眠に悩んでいる方には睡眠改善カウンセリングもしています。
今から睡眠改善して、秋の夜長をたっぷり快眠しましょう!
