催眠誘導では、様々な言葉で誘導して、上手くイメージしてもらうことで、催眠現象を起こします。

この相手にイメージしてもらう、というのは催眠だけではなく、コミュニケーションを円滑にすることにおいて、とても有効に使えるテクニックです。

 

好きな異性をデートに誘う場合、直球で「週末に一緒に食事に行きませんか?」と誘うよりも相手にイメージしてもらってからの方が確率は高くなります。

もちろん相手が自分に好意を持っているのが分かっているなら、駆け引きはいりませんが。

 

例えば、好きな料理のジャンルなどの話をして、それからそれに合う美味しい店の話をして、相手がその店で楽しく過ごしているのをイメージするようにします。

それから何気なく誘えば、自然と確率は上がります。

また旅行などの話をして、いつの間にか相手の行ってみたい旅行地に、二人で行っている前提で話をする(もちろんとても楽しんでいる状態)のも有効です。

旅行はすぐに実現するわけではないでしょうが、以前にもこのブログでも書いているように、脳は現実と想像の区別がつきませんので、一緒に旅行して楽しんでいるというイメージをリアルに持つと、自然と親近感が生まれやすくなります。

 

同様にセールスの場合、まず相手にその商品を持つことによって良いイメージをしてもらう事によって、自然と買ってもらえる確率が高くなります。

車のCMなどでやたら景色がいいところを、美男・美女のカップルがドライブしているだけのものとかありますよね。

あのようなCMでは、イメージしやすい人が、この車を買えば自分もそのような状況になれるとイメージしてくれるのを狙っているのです。

 

相手に好きな場面や楽しい状況をイメージさせて、その感情に自分や商品を含めていくというのがこのテクニックのポイントです。

ただし恋愛にしてもビジネスにしても、第一印象が決定的に悪い場合はどんな心理テクニックを使っても効果は期待出来ません。

まず最低限、プラスの感情を持たせておく必要性はあります。

上手く使いこなせば、仕事でも恋愛でも便利なテクニックになりますので、ぜひ少しずつでも活用してみて下さい。

 

 

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今から睡眠改善して、秋の夜長をたっぷり快眠しましょう!