夜眠れない時や、夜中に目覚めてしまった時など、まず時計を見て時間を確認してしまう方が多いと思います。
「早く寝ないとあと5時間しか寝れないな」とか「今何時だろう……、もう3時間は眠れるな」という感じで、あれこれ考えてしまいますよね。
ですが実はこの時計を見るということ自体が、眠りを浅くする原因になってしまうのです。
ですので眠れない時や、夜中に目覚めた時は、時計を見ないようにしましょう。

なぜ時計を見るのがダメなのかというと、これには脳が目覚める仕組みが関係しています。
睡眠の後半には、コルチゾールというステロイドホルモンが、起床の準備をしていきます。
コルチゾールは、起床時間の3時間前から徐々に分泌され始めて、起床1時間前に急激に分泌されて、脳を目覚めさせます。
そして、このコルチゾールの分泌は、言語によって影響を受けることが知られています。

つまり「〇時に起きた」と確認すると、次の日もその時間に合わせて、起床準備が行われてしまうのです。
夜中に目覚めて時計を見ると、また同じような時間に目覚めたり、トイレに行くようになってしまいます。

これは普段決まった時間に目覚めるための仕組みとして、ちゃんと起床準備が働いているわけで、この機能がなければ私達は毎日同じ時間に起きて仕事に行くことも出来ません。
ですが夜に時間を確認する事で間違った時間に設定されていまうので、夜中に目覚めても時計を見ないようにしましょう。
目覚まし時計を使っているなら、文字盤は見えないようにしておくのがいいです。

寝る前も同様で、眠れない時にいつまでも時計を確認していると、いつの間にか毎晩、その時間になるまで眠れないようになってしまいます。
それに○時間しか寝ていない、という気持ちが強くなり、実際よりも睡眠の効果が薄れてしまいがちです。

同じ時間しか寝ていなくても、心理的にこれだけ寝た、と考えるのと、これだけしか眠れなかった、と考えるのは大違いです。

逆にコルチゾールの特性と自己暗示を利用して、スッキリ起きることもできます。
眠る前に起きる時間を3回唱える、自己覚醒法です。
6時に起きたいなら「6時に起きる」と3回唱えて眠ってみましょう。
実験では、6割ぐらいの人が翌朝スッキリ起きられたと感じられることが明らかにされています。

さらに、この自己覚醒法は、練習効果があります。
毎日実践していると、起きたい時間に起きられるようになっていくのです。
起きたい時間を唱えて眠るだけで、デメリットはありませんので、ぜひ試してみてください。
ただしいきなり出来るようになるわけじゃないので、目覚ましは保険としてしっかりセットしておきましょうね。

 

 

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