皆さんは人と仲良くなるのが得意ですか?
私自身は人見知りで、過去には人間関係に悩んだ事もあり、それをキッカケに心理を学ぶようになったという経験があります。
ですので、睡眠改善と並ぶ私の得意分野がコミュニケーション上達法です。
さて心理学やNLPの本などを応用した会話術の本、特にビジネスや恋愛などの本を読むと、必ずと言っていいほどミラーリングやペーシングについて解説されています。
ミラーリングとは相手の行動を鏡映しにしたように真似ることです。
相手が髪をかき上げたら自分もかき上げる、相手がグラスを持ったら自分も持つ、といった感じです。
この場合、鏡のように左右逆にするほうがいいという説と、そこまで気にしない説とあるようです。
ペーシングは相手の話すスピードや調子・声のトーン、そして呼吸などを合わせるというものです。
ミラーリングが表面的なことであるのに対して、より内面的なものに合わせることです。
個人的にはミラーリングは無理に使う必要はないと思います。
下手にこのテクニックを使うと、相手から不快感を持たれる可能性も高くなります。相手が自分の真似ばかりしていると感じたら、あまりいい気はしないですよね。
ミラーリングを上手く使うには、練習が必要です。
バレないように少し時間をずらして真似るとかのテクニックもあります。
これが自然に出来るようになれば、それなりに効果は得られるのかも知れません。
ですが今までの私の経験上、そこまでして使うほどのものではないと思います。
一方、ペーシングは観察力が必要ですし、練習も必要ですが、これはかなり効果的です。
相手が自分の話すスピードや声のトーンなどに合わせてくれると、自然と話しやすいはずです。
あなたがゆっくりと話す人だった場合、相手があまりにベラベラと早く話す人だったら話しづらいですよね。
大人しく小さな声で話す人は、体育会系の人のように大きな声で話す人とは話しづらいと思います。
こちらから話すスピードや声のトーンを合わせることで、自然と話しやすい雰囲気を作ることが出来ます。
さらにはよく使う言葉なども合わせましょう。相手の表現の仕方に合わせるのです。
相手が良いと思ったものに「イケてる」と表現したり、イマイチなものを「微妙」という癖があるなら、自分もそれを真似るのです。
これらが一致してくればするほど、相手に対して親近感を得やすくなります。
ペーシングの中で呼吸を合わせるというものがありますが、これは特に催眠などの心理療法でよく使われます。
呼吸を合わせても本人は意識的には気付きませんが、なぜかラポール(信頼関係)を築きやすくなるようです。
最初のうちは相手が息を吸っているのか吐いているのか、見わけるのは難しいと思いますが、いつも観察する癖をつければ、なんとなくわかるようになってきます。
すごく息の合った状態を「阿吽(あうん)の呼吸」と表現しますが、まさに呼吸を合わせることで息の合った状態を作ることが出来るのです。
まずはわかりやすい話すスピードのペーシングから始めて、そのうちに声のトーンや使う言葉も合わせていきましょう。
ミラ-リングは余裕があればやってみるという程度で構わないと思います。
逆効果になってしまいますので、くれぐれも真似しているのがバレないようにしてくださいね。
