脳の働きの特徴として、「脳は想像と現実の区別がつかない」というものがあります。

実際に目の前で起きていることと、頭の中で空想したことの区別がつかないのです。

これだけ聞くと信じられない方もいると思いますが、だからこそ空想の世界であるマンガやドラマを見て泣いたり笑ったり出来るのです。

ホラーやオバケ屋敷で怖がるのも、空想と現実の区別がついていたらあり得ないことですよね。

映画でワクワクしたり、感動したり出来るのも、この脳の特性のおかげなのです。

 

想像と現実の区別がつかない、という脳の働きを利用すれば、自己実現のための心理テクニックとして使うことが出来ます。

すでに成功している自分を思い浮かべる、例えば見事にクライアントの前でプレゼンが出来ている、好きな異性と仲良く話せている、などです。

こういうことを繰り返していると、そのうちに脳は本当に成功した経験があるのと同じようになって、実際の場面でも自信を持って話したり行動したりすることが出来ます。

ある種の自己催眠と言えるかも知れません。

 

上手くこのテクニックを使うにはコツがあります。

一つ目は出来るだけリアルにその状況を思い描くことです。

部屋の状態だとか、周りの声や音など細かい場面まで想像して、仮想体験をします。

二つ目は現在形または完了形で考えることです。

将来こうなりたい、ではなく、すでにこうなっている、またはこうなった、という意識で考えるのがポイントです。

 

イメージトレーニングとしてスポーツ選手がやっているのと同じような事です。

ただしこのテクニックでは他人は変えることは出来ません。あくまで自分を変えるためのものです。

自分が自信を持って何かをしたいときに使うテクニックです。

もちろんあなたが自信を持って行動すれば、相手の反応は自然と変わるでしょう。

 

最初はリアルにイメージするのが難しいという方もいますが、練習すればイメージ力もアップしますので、何度も繰り返し練習してみてください。

そのうちにどんなことでも自信を持って取り組めるようになりますよ。