深淵に潜む何か | 御行奉為

深淵に潜む何か

今日はちょっとした試験を受けてきたのだ。


受験前に注意事項を試験官が何やら説明していたが、要はカンニングするなって事を説明しているだけなのでスルー。


その時には私の心を掴んで離さない事象と云うか、見た目の持ち主が居たのだ。


私の左前に着座している人が、いや、彼の耳の穴が不思議なくらい黒く見える。周囲の人達と比べても明らかに暗い色調なのである。


ぬう、あたかも鍾乳洞の様に見える穴はどうしたことだ。試験そっちのけで彼の耳の穴を凝視する私。


ああ、あれはきっと耳の穴毛が密集しているに違いない。産毛ではなく、黒々とした剛毛がみっしりと生えているのだ。


覗きこんでみたい、覗いて耳の穴に現出しているジャングルを見て、おお凄ぇとコメントしたい。


だが知らない人なので、人見知りの私は見せてくれとは云えないのだ。いや、人見知り以前に初対面で耳の穴を見せろってのはマナー違反だよな。


確認したかったな。



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