レジェンド・オブ・メキシコ | 御行奉為

レジェンド・オブ・メキシコ

生来の短気で、若い頃はいろいろと損をした。得をした覚えはない。


30も半ばを過ぎると、徐々に穏やかになり、最近では神社なうって感じである。滅多に激昂する事もなく、いよいよ不惑真っ盛りな今日この頃。


だが、ここ最近は常にキレ気味。


春に転勤してきた人が、このところ異臭を放ち始めたのだ。


いや、私も大人だ、夏場に汗をかけば誰しも臭うのは当然だと思うし、体臭は本人もどうしようもない事だと思う。一概に責められる事柄ではないのだ。


が、件の彼は仕事着を既に数週間洗っていないのだ。


現場の待機室は何かが腐った様な臭いが充満し、そちらに余り行かない私や“だー”が入ると、その異臭にえづいてしまう始末。


いい加減ブチ切れて、彼が仕事に出た隙に消臭スプレーを両手に持ち、待機室内に散布しまくった。ズボンのポケットにスペアのスプレーを4本入れながら。


その後自分の事務室に戻り憤慨していると、20年近い後輩のO川君から「良いじゃないすか、私なんか先日あの人と同じ車で出掛けたんすよw」と云われた。


それでどうしたの?と聞くと、ひたすら我慢していたと云う。


何と言う事だ、20代の若者より全然堪え性のない40男。


最近の若いモンは。とは云わないと心に決めて生きているが、そもそもその若いモンよりダメな中年だと思い知らされた一日だった。


タイトルは、あの映画みたく消臭スプレーを撒きまくったから付けてみた。