芋掘りの憂鬱 | 御行奉為

芋掘りの憂鬱

俺がやらねば誰がやるぅ!なんて事は語りたくないが、私がやらないと誰もやらない雑用がある。


それは社屋の犬走りの草むしり。毟るのは面倒なので、除草剤で枯らすのだが。


除草剤を使うタイミングは、雨の降り始めがベストだ。晴れなら粒剤が風で飛ばされるし、本降りの時はそもそもそんな仕事をしたくない。今朝はそのベストなタイミングで、しかも小降りのまま移行しそうだ。


と云う訳で、部下の“だー”と除草剤を撒いてみた。


普段誰も近寄らないエリアに、刀みたいな葉っぱの草と木の中間な感じの植物が生えていたが、それは引き抜く事も出来ず、除草剤でも枯らす事が出来なかった。


邪魔な事この上なかったが、この冬場に同期が切り倒してくれていた。今年はあの忌ま忌ましいアイツを見ずに済むかと思っていたのだが、何故か増殖していた。


以前は高さ1メートル、直径1メートル程度のものが2本生えていたものだが、今回はそれぞれ30センチ程度のものが20数本生えていた。恰も畑の様に。


なんじゃこりゃ!


見ると地中に残った根っこと云うか、地下茎らしいものから新芽がこれでもかこれでもかと伸びていた。恐るべし、植物の生命力よ。


この増殖力を放置して置いたら、夏には元の木阿弥だ。今のうちに根こそぎ狩り取ってやる!狩りは敢えて狩りとした。


近所からツルハシを借りてきてミッション開始だ。こう云う時のためにご近所付き合いを地道に展開しているのだ。ふふ。


いざ根っこを掘り返し始めると、相手が恐ろしいモンスターだと気付かされた。


根っこ超デカイ!



幅約1メートル、長さ約5メートル、深さ約50センチにわたり、根っこがみっちりと張り巡らされていた。


私は鞭打ちのダメージ&腰痛持ち、“だー”は腰痛持ちのペアで戦うには少々ヘビーな相手だ。事実、最後の数パーセントは助けを借りざるを得なかった。


今も腰が悲鳴を上げているのだが、ミッションクリアが出来たので、それもまた良し。


それにつけてもあの根っこ、芋みたいな色・形・太さだったな。シュレッダ用ゴミ袋が6ついっぱいになったのだから、売れば儲けになっただろうに。芋だったらの話だけれどね。


芋じゃないから辛いだけだったな。