知らぬまま育った | 御行奉為

知らぬまま育った

ケンミンショーを見ていて、長野のハレの日の料理が鯉こくであると紹介されていた。



懐かしいなぁ、鯉こく。死んだ父が昔作ってくれたっけな。大好きまではいかなかったが、結構好きだった。



鯉を釣る人間が我が家から失われ、今では食べる事はない。だが番組によると、それが缶詰で売られていると云うのだ。お取り寄せするしかあるまい。



だが紹介された鯉こくは、私の知るそれではなく、鯉の輪切りを味噌で煮詰めたものであった。



あれれ?我が家の鯉こくは鯉の肉を叩いてミンチにし、つみれみたいに団子にしたものを味噌で煮たものだったのだ。そんな輪切りなんて食べたくない。



だがテレビでは他の地方でも食べますとか云っていたが、作りの違いには言及されなかった。



まさかうちの鯉こくってオリジナルだったのか?



人と鯉こくの話題を話してる時も、脳内でイメージしているものが違っていたのか?



別に一般常識と違っていたとしても、このくらい恥ずかしくもないが、あの鯉こくが食べられかったのは少し残念。