くまさんフォント | 御行奉為

くまさんフォント

本日の帰宅時、田舎の道にもかかわらず、銀座かよ!と思わんばかりの路駐の嵐に出会ったのだが、どうやら選挙でもあるらしく、○○君を激励する夕べと記された立て看板が設置されている事務所があった。


そんな無法な駐車を許容する人物に、とても善政が行えるとは思わんがね。


さて、看板と云えば今日の私の仕事は社内の看板の一部書き換えであった。看板といっても、宣伝用ではなく、部内用の表記であり、そんなに立派なものではない。なにせ手書きだ。


その看板には施設名と担当者名が書いてあり、担当者名を変更しなければならなくなったのだ。


担当者名をスプレーで塗り潰し、その上に新担当者名のステッカーを貼付ける。それだけの事だが、スプレーをする時、マスキングを省略したため、施設名に少し色が被さってしまった。


手抜きはするもんじゃないな。


色が被さった施設名を結局塗らなくてはならなくなった。読み辛いなこの部分。


仕方ないので、筆と塗料を用意して、施設名を手塗りした。


したんだが、前回書いた人があまりにも達筆で、トレースするのが難しかった。ただこの筆跡には見覚えがある。つか、覚えていた。


熊さんの字だ。熊さんと云うのは、10年以上前に定年した相談役だ。 社内の全ての人に慕われた、伝説の相談役だ。


なにせ名前からして苗字に熊とかw


更に○次郎って古風な名前に、あからさまにフーテンの寅さんライクな容貌。面倒見が良く、誰にでも分け隔てないと云う、文句なしに人に好かれるタイプだった。


問題はしたたか酔うと、誰彼構わず胸を揉み始める癖があることだが、何故か男の胸限定なので、事件に発展した事はない。ある種事件だが。


熊さんの字をトレースしながら、昔の思い出を振り返りながら楽しく塗り替えが出来た。中途半端な姿勢でやるしかなかったので、肩と腰がガチガチだがまぁ良い。


しかしあの小父さん酔うと面倒臭さかったなぁ。