マエストロと呼ばれた男 | 御行奉為

マエストロと呼ばれた男

本日の午後は、これから約一月の間、野ざらしにしなければならない器材の防塵・防水処置をし、さらにブルーシートでのラッピングをした。


このところ朝早くから忙しかったので、少々ナチュラルハイでの作業だった。


クルー達は、やはり疲れからかテンションが高い様だ。


しかし流れにまかせて雑な仕事をさせてはならない。逐一工程をチェックしていく。やはりラッピングの処置が甘い様だ。


クルーに対して注意を呼びかけるが、私もナチュラルハイ気味なため、どうも説得力に欠ける言葉しか出てこない。


いわく“ラッピングはアートだ”とか、“ランボルギーニの様なフォルムを”とかである。ワケが解らんが、熱意だけは伝わったのか、仕上がりは上々であった。


ただ、熱意が伝わり過ぎたのか、おちょくられていたのか、その後クルーは暫く私をマエストロと呼んでいた。


おそらく後者であろうが。