裏切りは不意に来る | 御行奉為

裏切りは不意に来る

別に誰に裏切られたワケでも無いんだが、あまりにも予想外だったので、裏切られた感を感じたのである。

今朝は上司から、ある物を作って貰えないか?と頼まれたのだが、時間に少々余裕があったので了承した。

さして難しい工作でもないので、2~3時間で設置まで済むだろう。朝の仕事を済ませ、製作に着手。

工作を終え、塗装も済ませ乾燥待ち。半端な缶スプレーを使用して塗装したため、空になったスプレーが5本も出た。

残圧を抜き、何も出なくしてから、スプレーを処分するための缶切り系のグッズを使用し、完全に空にして捨てるのが俺流♪

どんどん圧を抜いていった3本目。スプレーのボディサイドに、缶切り系のグッズの刃を当て、ザックリ差し込んだ。

その瞬間、とんでもない勢いでプレッシャと塗料が吹き出したのだ。

どうやら空になったと思ったのは、スプレーの吹き出し口が詰まっただけで、残圧が抜け切っていなかったらしい。塗料は少量しかなくても、圧があれば結構吹き出すのだ。手と顔と、更に髪の毛がグレーに染まっていく。

ビャービャーと吹き出す塗料を見ながら、なすすべもなく見るだけの私。何だよ、裏切られたぁ…と、呆然とした昼下がりであった。