入れ歯ぁ!!!
先ほど母の手術が終わり、病室に戻ってきたのだが、その時私はそこに居なかった。家で用を足していたのだ。トイレではない。
私が病室に戻った時には麻酔で眠る母が居るだけで、落ち着いたものだった。
目が覚めるまで横で待機しているかと思い、ベッドの横に座ろうとしたその時あるものに気付いた。ベッドサイドのテーブルの上に入れ歯が置いてあるではないか。
げぇ!この人黙ってたけど、入れ歯だったのか!全然知らなかった!や、ちょっとショックだわぁ…。
いや、べつに入れ歯だって良いのだが、そこに置いてあったのは総入れ歯だったのだ。今まで全く気付かなかった自 分の注意力のなさにビックリである。いや不自然さとか全然感じなかったがなぁ。
取り敢えず目覚めるまで本でも読んでるかと、読書を始めたが、10分ほどして看護婦さんがカーテンを開けて、笑顔でごめんなさいねーと、ベッドサイドテーブルの上から何か持って行った。
あ、入れ歯だ。
聞けばベッドを間違えて置いてしまったらしい。
良かった、母が総入れ歯じゃなくって。