出口のない夜 | 御行奉為

出口のない夜

現在母が入院しているのだが、本日手術が実施されるそうで昨夜仕事を終えてから実家に帰った。


シャワーを浴び、押し入れから布団を引きずり出し、就寝体制をとってから晩酌を始めた。


疲れていたんだろう、いつのまにか寝てしまっていたんだが、夜中に目覚めると大分布団の中に潜っているらしく、頭の上方にかなりの長さにわたり布団があり、息苦しいので顔を出したいのだが出せなかった。


面倒臭かったが、一念発起して身体をズルズルと引き摺っていった。それにしても遠い、どんだけ潜ったのだ?と思いながら突き進むとようやく頭が表に出た。


やった!とうとう出口だ!ちょっと嬉しかったので目を開けると、そこは押し入れの中だった。全部引きずり出すのが面倒だったので、足下側は押し入れの中に残してあったのだ。


あぁ、つまり頭だけ布団に入れて寝てたのね…。


諦めてそのまま寝た。