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クウれす❣️墓地で、ペット担当部長としてお仕事してるれす。
前回までは、超高齢者の方々が終活を急ぐあまり陥りやすい危険についてのお話れした。
今日からしばらくは、10年以上にわたり見つめてきた👀お参りにいらっしゃるお客様のことをお話しするれす。
お墓まいりってなんだろう…クウ🐶といっしょに考えてみてくらさ〜い🤗
第1話〜真夏の日のこと…
ここは北海道の中央、大雪山連峰に囲まれた盆地です。冬は−25℃にもなりますが、真夏は30℃になる、とても寒暖差が大きい気候です。
猛暑が続いていた頃のことです。
連日の暑さにもかかわらず、毎日、沢山のお客様がお参りにみえていました。
殆どのお客様が、自家用車🚗で来園されますが、自転車でおいでになる方々や、バスを乗り継ぎ、バス停からの400mほどを歩いておいでなるお客様もいらっしゃいます。
連日の暑さで、テレビのニュースでも、熱中症に注意するように呼びかけていました。外仕事が多い霊園職員も、水分を摂り頭を冷やしたり、熱中症対策していました。
その中で、かなりご高齢の男性のお客様がお墓まいりをなさっていました。お掃除をされお花を供え、かなり長い時間のお参りです。
陽当たりが強いので、私は気が気でなくなりました。日傘を持っていき、
「暑くないですか?お帰りには、事務所でお休みになってください。冷たい飲み物もありますから」
とお伝えしました。その後も、お経を上げお参りは続きました。
帰りに、事務所に日傘を返しに来てくださいました。冷たいお水をのんで休んでいただいた頃、時間は午後1時過ぎ。日差しがますます強くなっていました。
若い人なら400mのバス停までの道は、5〜6分のことですが、高齢の方にとっては坂もあり暑さもあり、一苦労に思えました。
「バス停まで車で送りましょうか?」
とお申し出したところこのようなお返事が返ってきました。
🍀お墓まいりとは…
「ありがとう😊。でもね、墓参りっていうのはね、家を出てから、家に帰るまでが墓参りなんだよ。用意して、家からバス停まで歩いて、バスを乗り継いで、歩いて墓地について、お参りして、また、同じように、歩いてバスに乗って、また歩いて帰る。
ご先祖様や親や故人を思い出しながらね。その事に価値があるんだよ。
そうだから、四国八十八箇所巡礼があるんでしょ。」
そして「いろいろご親切にありがとうね」とおっしゃってお帰りになりました。
お墓を建てようかと見学にお見えになるお客様に、こう説明しています。
「市街地に近く、交通の便がいいです」
「幹線道路から近く、行き来が早いです。」
「駐車スペースが広く、また、お墓のそばに駐車できるので、とても便利です」
早く行き来ができること、車で間近まで来られて、便利であること…それが墓地にとって魅力であると思いこんでいました。
たしかに、それは、多忙な中でのお参りや、お体が不自由な方には、メリットでしょう。
でも、お墓まいりとは、早さ、手軽さ、便利さが必ずしも大切ではないということを、教えていただいた真夏の出来事でした。
長い長い北海道の冬れすが、それでも、暑さ寒さも彼岸までの、お彼岸まで、あと1カ月になったれす❗️
霊園をすっぽり包むこの雪が溶け、また、お参りのお客様がおいでになる春がまちどうしいれすぅ🤗

