環境を変えればいいじゃない
かのマリー・アントワネットが言ったとか言わないとか。
諸説あります。
「勉強ガチる、決めた」と気合を入れた人が、真っ先にブチ当たる壁、それは
家だと勉強できない
類似の現象として〝部屋の掃除を始める〟が挙げられます。
「家で勉強できるよう、習慣づけていこう」などと思ってはいけません。無理です。
「行けたら行く」
「明日からダイエットする」
「何もしないから」
と同じくらい果たされることのない約束です。
では、どうすればいいのか?
ここで冒頭につながります。
習慣を変えられない(変えるのに相当量のエネルギーがかかる)なら、環境を変えればいいのです。
習慣を変えようとすると、誘惑に打ち勝つ相応の意志力が必要になります。
ここで、我が家の誘惑ベストスリーをご紹介します。
【第3位】Amazonプライム
すりーは無一郎推しです。悲鳴嶼さんも推せる。
【第2位】漫画
「葬送のフリーレン」と「海街ダイアリー」はテストに出ます。
【第1位】お布団
大好き。
家だと、30秒に1回はこれらが視界に入るか、頭をよぎります。
そのたび意識を切り替えることにエネルギーが割かれ、勉強どころではありません。
(フリーレンの新刊はよ)
誘惑と戦うのは諦めて、私はふたつの方法で環境を変えています。
①平日は家に帰らず、カフェに行く
物理的に誘惑から離れているので、ラクに意識を勉強に持っていけます。
一度帰って着替えてからカフェに行く、と思ってはいけません。無理です。
だいたい19時にはカフェに入って、閉店21時まで粘ります。
これで週に平日5日間×2時間=10時間の勉強時間を確保できます。
②休日は「スマホを持たずに」カフェに行く
先々週から始めましたが、コレ、すごくいいです。
先ほどの誘惑ランキングには挙げませんでしたが、お布団と1位タイがスマホです。
自分がいかに無意識にスマホを触っているかに気づきました。
その無意識の時間を、意志力要らずで勉強に向けられるので、これほど手軽で効果のある作戦はありません。
「時間がわからない」
→腕時計をつけていきます。何ならカフェに時計あります。
「勉強していて分からないことを調べたい」
→メモしておいて、帰ってから調べます。調べないと先に進めないほど、頻繁に分からないことが出てくるなら、教材レベルが合っていません。
「音楽聴きたい」
→音楽は意識を分散させてしまうので、耳栓をつけます。
「スマホ決済できない」
→コーヒーチケットを買います。5杯分の値段で6杯飲めたりして、得しかありません。
何とか理由をつけてスマホを持っていこうとする自分を論破して、朝からカフェにこもってます。
最低でも5時間、調子がいいと7時間の勉強時間がとれます。
週の休日2日間×5時間=10時間。
平日と合わせると週20時間になる計算です。
定量目標×勉強方法×勉強時間=成果
具体的な定量目標・勉強方法で質を担保しながら、量をできる限り積んでいく。
メタ的な勉強理論は必要ですが、メインウェポンは「気力と根性」なのが、勉強というゲームの攻略法だと思っています。
皆さんはどうやって攻略していますか?