皆さんこんばんは
皆さんが悩んでいる時どんな気持ちで初めてカウンセリングを受けに行くでしょう???
不安な気持ちを抱えながら、何とかこの気持ちや病気から救ってほしいといらっしゃっていますよね。
カウンセラーは勿論皆さんの気持ちや病気を軽くしたいと力を尽くすでしょう。
しかし、カウンセラーは人生相談と違って決してカウンセラーの価値観を皆さんに押し付けないですし、クライアントを否定しません。
皆さんが人間関係で悩まれていたとします。その時のカウンセラーが思い描くゴールはどこにあるとおもいますか?
私たちカウンセラーは基本的に人間関係を一般的に良くする事は解決となりません。
クライアント自身がどんな人や環境の中にいても過剰に反応しないで対処できるようになる事が私たちが目指すべき場所なのです。
また認知行動療法は特にクライアントとの協働関係が大事になっていきます。私自身は認知行動療法士で認知行動療法のエキスパートで問題をどのように解決すれば良いか知っています。
ただ最初にクライエントと会った時その人がどんな人か、どんな事に困っているかは解りません。つまり私たちカウンセラーはクライエントの問題のエキスパートではないのです。
一方でクライエント自身は自分の人生がどうなってしまっているか、全てを知っている存在なのです。
しかし、クライエントは自分が罹っている病気に関してや、どのように治療していくかはカウンセラー以上には解らないはずです。
つまり皆さんは皆さん自身の専門家で私たちは認知行動療法の専門家でお互いに働きかける事によって問題を解決していくパートナーである事を理解していただければと思います