にゃんのこと その後 | ねことアートと彩ある暮らし

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猫を愛で 好きなものに囲まれて
今日を愉しむ絵描きのブログ

前回の記事でもたくさんの応援をありがとうございました。

 

先週19日の診察の結果はショックが大き過ぎました。

 

ただ、泣いているだけでは何も進まないので、

 

私にできることをやる!と誓って、

 

今もにゃんのサポートに徹しています。

 

備忘録として、また、ご心配いただいている仲間への報告も兼ねて書いていますので、

 

ご興味のある方のみ目を通していただければと思います。

 

【19日】

 

・具は残すけど、味は好きなようで食いつきがよいFelixとモンプチと総合栄養食のパウチを食べれるだけ食べさせる。

 

・水は全く飲みません。

 

・病院に行き、採血、ノミダニの目視による検査、腹部エコー検査とかなり色々と検査をしたので、

 

キャリーに入ってからも、鳴きまくり、キャリーを引っかき、こじ開けようとし、

 

頭突きを繰り返し、とかなり興奮していた。

 

・これ以上あまりストレスを与えたくないから、大嫌いな漢方は半量しか飲ませられなかった

 

・前日からうんPは出ておらず

 

【20日】

 

・沢山(といってもティースプーン2杯くらい)一度に食べると吐くので、

 

すり切り1杯位のパウチを様子見ながらあげる

 

・お気に入りはCIAOのホタテ味

 

肉や魚よりかなりほぐれているので食べやすいみたい

 

・水は相変わらず全く飲まず

 

・薬の影響(ステロイドを使っているため)で、

 

おしっこの回数が、通常一日に4回のところ6回した。

 

・うんPは細くて小さいけど2日ぶりにでました。

 

・夕方、動物病院の担当先生から連絡があり、

 

2件の外注検査のうちの一つ、

 

免疫介在性性溶血性貧血の結果が出た、と。

 

残念ながら、陽性でした。

 

これは自己免疫が赤血球を異物とみなして、

 

自らの赤血球を破壊していくという、厄介なものです。

 

犬では聞くことのある病ですが、猫ではレアな病気で、

 

罹患率0.1%と書かれているサイトもあるくらいです。

 

猫の場合は白血病が絡んでいることが多いそうで、

 

症例数も少ないからなのか、私が目にしたサイトでは、

 

致死率25%、再発率31%で、

 

再発した時の予後は前回の罹患時よりも悪いと。

 

とても悲しく恐ろしい内容でした。

 

この病の治療としては、赤血球を異物とみなし攻撃している自己免疫を抑制して、

 

赤血球への攻撃させないようにするというものです。

 

しかし、にゃんは白血病とエイズのダブルキャリアです。

 

前記事でも書きましたが、免疫を抑制するということは、

 

白血病・エイズを発症させる恐れがあります。

 

先生はもう一つ外注している猫ヘモプラズマに関してもかなり疑っていて。

 

私も調べていく中で、

 

白血病を持っている子が猫ヘモプラズマを発症し、

 

それが引き金で免疫介在性溶血性貧血を引き起こすという記事をいくつか目にしていました。

 

・前日のにゃんの病状に私の心がどうにもならず、

 

漢方の先生に泣きついたことにより、

 

翌日(20日)心配して連絡をしてくれました。

 

ヘモグロビンが低いので、酸素室を用意した方が楽だと思うとの助言。

 

血糖値については病院の先生は基準値内だから大丈夫と言っていたけれど、どうみても高い!と。

 

腎臓に働く漢方の処方はしているけれど、水は絶対飲ませなさい!

 

身体が辛いのに嫌がるにゃんに漢方を飲ませるのが可哀想で、

 

私は通常の1/10ほどに漢方を減らしていました。

 

これについても、そんな少しでは飲ませる意味がない!と怒られました。

 

私がにゃんへのサポートをするにあたって目が覚めたら瞬間でした。

 

可哀想。

 

確かにそうだけど、最終的に何が本当に可哀想なのか。

 

身体が辛いまま、命が細くなっていくことか、

 

今は嫌でも元気を取り戻す可能性を引き出すことか。

 

・いろんな記事を参考に、食べられる物ならと総合栄養食に拘らず、おやつ系パウチを与えていたので、

 

総合栄養食のパウダーと鉄のサプリを注文しました。

 

【21日】

 

・早速、酸素室の会社に連絡。

 

なんか頼りない感じで、営業マン?的な?

 

早い者勝ちだから、早く申し込まないと借りれなくなるということと、

 

料金のことしか言わない。

 

通院では使えないので(車対応していない)、その時は酸素ボンベを買い、

 

それを携帯して吸わせる。

 

が、持ち時間は1本で2~3分。

 

沢山持っていけばよいという、なんともしっくりこないアドバイス。
 

そして、なんとなく不信感。

 

病院に問い合わせしたところ、

 

本ニャンが苦しそうでなければまだ酸素室はなくても大丈夫だと。

 

・相変わらず好きなCIAOのホタテ味とFelix、モンプチのパウチを食べれるだけ食べさせた

 

この日から、少しだけど水を飲むようになった。

 

・漢方の量も増やし、あまり薄めず、少ない回数・時間で飲み切るようにした。

 

たぶん凄く苦くて不味いと思う。

 

飲んだ後、泣きながら自分から水を飲みに行った。

 

けれど、これは棚ぼたでした!

 

・いつもちょっと食べて、寝て、起きて、鳴いて。

 

と、いわゆる病人的な行動だったのが、紐に興味を示した。

 

ゆっくり紐を動かすと、紐を追って私の周りを一周した。

 

たった1回だったけど、涙が出るほど嬉しかった。

 

寝ることと少しだけど食べること、撫でてほしいこと位なのに、

 

それ以外に興味が出たんだもの。

 

・うんPは出ず、おしっこはさらに増えて7回に。

 

・前日注文したサプリが届いた。

 

・この日は自ら水を飲みに行ったこともあり、91g飲んでいた。

 

【22日】

 

・初めてmiawmiawのパウチをあげてみたけど、パウチの味が好きじゃないのか、玉砕しました。

 

・好きなパウチがハッキリしてきたところで、

 

少しでもカロリーをとりたくて、退院サポートをあげてみた。

 

スプーン1杯は食べたけど、あとは興味を示さず。

 

・鉄サプリは独特な臭いがするので、漢方に混ぜてシリンジで強制的に飲ませた。

 

・トイレ砂(鉱物系)を食べる?舐める?

 

ネット調べではストレスや好奇心でも食べることがあるけれど、

 

①栄養状態が悪い

②食事量が不足している

③寄生虫

④消化酵素の不足

⑤肝臓疾患

⑥鉄欠乏

 

などでも食べる、とあった。

 

にゃんはいくつも当てはまる。

 

・夕方、病院からもう一つの疑い、

 

猫ヘモプラズマの検査結果が届いた、と。

 

この病には

①マイコプラズマ・ヘモフェリス

②マイコプラズマ・ツリセンシス

③マイコプラズマ・ヘモマイニュータム

の3つの型があって、

 

どれに感染しているか?

 

または2つ以上同時に感染せているのか?

 

が分かる。

 

①>②>③の順で重症化し、

 

治療を怠れば、致死率30%とも言われている。

 

が、にゃんは、なんと、全てが陰性でした!

《上が猫ヘモプラズマ感染症 下が免疫介在性溶血性貧血の検査結果》

 

今日から猫ヘモプラズマ治療のための薬がカットされました。

 

とても嬉しい😃

 

ても、これで終了ではない。

 

先に判明している免疫介在性性溶血性貧血もとても怖い病気です。

 

今のにゃんは食べられないことによる栄養不足、治療により今後白血病が誘発されてしまう可能性も持ち合わせているため、

 

一つが陰性だったからといって安心もしていられない。

 

【23日】

 

・朝から大きな声でお迎えしてくれてとても元気が良い

 

・せっかく頑張って食べているのだから、少しでもカロリーをとりたくて、

 

総合栄養食を中心に大量にパウチを買ってきた!

けれど、総合栄養食はあまりお好みでないようで、

 

すごくお腹がすいている(多分いつもすいているけれど、身体が辛くて食べる気持ちにならないのだと思う)時、

 

食べてくれるくらいで、お代わりはなし。

 

そのため、好きで食べてくれる一般食にし、

 

量を食べてくれるようにスイッチを切り替えた。

 

・一日おきに元気だったり、静かだったり。

 

・母に心配なら体重を計ってみたら?と言われたけれど、

 

翌日(7/24)病院だし、そもそもパウチしか食べていないのだから減っているに決まってる。

 

気持ちがなえるだけ辛いからあえて計らない。

 

・イヤイヤしながらも漢方を目標の8mg、鉄は推奨量の1/3ほど飲めた。

 

・相変わらず口も耳も鼻も白いけど、なんか体調がよさそうに見える。

 

猫は体調が悪いことが続くとその体調が日常になり、数値が悪くても元気にふるまえるらしい。

 

そんなことじゃないといいんだけれど。

 

【24日】

 

・病院

 

・車酔いするので今までは漢方もご飯も食べさせないで行っていたけれど、

 

今のにゃんはいつでも何でも食べたいときに食べたいだけ食べさせているので、

 

朝からパウチを半分ほど食べさせた。

 

・前回血便の話をされていたので、たまたま朝うんPをしてくれたので、それを持って病院へ。

 

・車では鳴くけれど、吐くことはなく無事病院に到着したが、興奮していてかなり息が上がっていた。
 

・採血の結果は

さらに前回より緩やかだけれど悪化し、ステロイドの効きがあまり表れていない。

 

ただ、RETIC(赤血球をつくるところ)は前回の63→102に増えているので、

 

生産は頑張ってくれている、とのこと。

 

あとはせっかく生産されて出来上がった赤血球が自己免疫に破壊されないように、

 

破壊し続けている自己免疫を抑え込むしか治す道はなく。

 

今回ステロイドの微増と私も先生も絶対使いたくなかった免疫抑制剤が処方されました。

 

ステロイドは数時間で効果を発揮するらしいけれど、

 

免疫抑制剤は1週間ほどして効いてくるそうです。

 

先生はにゃんの体調と数値の変化を見るため、27日に来院を、と言ってきましたが、

 

免疫抑制剤の効果はまだ出ていない可能性が大きい(1週間して効いてくるようなので)のと、

 

今赤血球が減っている状態なのに、たった3日でまた採血はキツイのではないか?

 

これだけ大騒ぎをしての通院を数日でまたするにゃんの体力とメンタルを心配する私の気持ち。

 

そこを汲んでもらい、30日に次回の予約を取りました。

 

この私の決断が吉と出るか凶と出るか分かりません。

 

ただただ、にゃんに良い効果が出て、悪い効果が表れないことを祈るばかりで。

 

また、今回も減ってしまっているHCTが次回さらに減るようなら輸血になるので、

 

血液型判定検査も受けました。

 

にゃんはA型。

 

猫はA型が多いそうで、その点ではドナーの心配はないとのこと。

 

輸血決行の数値はHCT11.0。

 

この数値を切ると、本ニャンがかなり苦しいそうです。

 

ただ、他猫の血液を入れるということはそこで免疫の葛藤も起こるわけで、

 

輸血したから安心ね、とはならない。

 

そして輸血しても赤血球の破壊が止まらなければすぐに数値は下がり、

 

その持ちは数日。

 

輸血はあくまでも赤血球の破壊を止める効果が出てくるまでの時間稼ぎであり、

 

治すものではないこと。

 

 

毎日にゃんを撫でながら、

 

『大丈夫だよ、沢山のお友達が応援してくれているから』

 

『にゃんは強い子、お外であれだけ頑張って生きてきたんだもん』

 

『ずっと一緒って約束したよね』

 

『もう少ししたら一緒に暮らせるようになるからね』

 

そう言って、にゃんを励ましながらも、

 

実際には自分に言い聞かせ、心が崩れないように踏ん張ってます。

 

病気のことを調べれば調べるほど凹む記事ばかりが目に留まり。

 

でも何か良い、にゃんのためになることはないか?と探してしまう。

 

 

変なくしゃみが気になり通院をはじめた6月中旬は、

 

自宅で計ってた時と同じ6.1kgだった体重だった。

 

それが今日は5.4kgに。

 

前回は一週間で300g減り、今回は5日で200g減った。

 

量を食べていないのだから当然だけど、

 

それでも鳴いて撫でてほしくて(多分ダルイから)すり寄ってきて横になって、

 

お腹見せて…

 

にゃん前では笑って、いっぱいくっついて、褒めて励まして。

 

でもそれに応えようと一生懸命のにゃんがまた健気で余計苦しくなる。

 

 

今は、ほぼ24時間、私か母がにゃんと一緒にいるので、

 

目を離さず、些細なことも見逃さず、必ず元気になれることを信じて頑張ってます。

 

 

神様、どうか、どうか、にゃんを助けてください。

 

にゃんが助かるならば、何でもします。

 

お願いします。

 

私の可愛いにゃんをどこへも連れて行かないで。

 

 

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