猫飼いさんへ | ねことアートと彩ある暮らし

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今日を愉しむ絵描きのブログ

昨日は晴れたり、曇ったり、雨が降ったり雷がなったり…、目まぐるしいお天気でしたが、

 

チャッピの心の声だったのかなと思っています。

 

チャッピ、昨日は病院でした。

 

今日はその様子をお知らせしようと思いまして。

 

『こんな病気知ってる?』ってことで猫飼いさんへの情報として記事にしますので、ちょっと長くなります。

 

ご興味のない方はスルーしてくださいね。

 

 

事の始まりは2~3か月前。

 

チャッピは歯肉炎のため(歯石はあまりついていません)、前歯と犬歯以外は抜けてしまってありません。

 

我が家で迎えた生後4か月頃から口臭がひどく、

 

永久歯が生えてきても早々に抜けはじめ、

 

最終的には全部抜けてしまう可能性が大だと言われていました。)

 

その抜けてしまって歯がない歯茎から歯のような白い塊(米粒のようなもの)が生えて(?)きたんです。

 

少しずつ大きくなり、ある時なくなっていました。

 

それからほどなく、また同じ現象が。

 

腫瘍か?でもキレイな塊だ。

 

大事に至ってはいけないので、動物病院を受診することに。

 

なかなか予約が取れず、気をもんでいたら、

 

『どんどん大きくなっていくものは悪性のものが多いが、小さくなったりなくなったりするものは比較的良性のものが多い』と。

 

先月受信し、昨日検査入院することになりました。

 

当初は細胞をとって検査をし、病名が判明したら治療というお話だったのですが、

 

病棲を採ってしまい、検査するということに変更になったらしく…、渡された同意書がこちら↓

 

 

概算費用に腰を抜かしそうになりましたよ。

 

『内金として半額くらいご入金ください』と軽く言われたのですが、

 

あいにく私、野口君とはマブダチですが、諭吉っちゃんとはなかなかお会いする機会がなくてですね、

 

あまりの金額に訳が分からなくなり、爪切りまで+αでお願いしてしまうという。。。

 

さて、病院へ行く前は

こんなして潜ってご機嫌だったチャッピに試練の時。

 

お約束通り、『これから麻酔をかけます』という電話が入り、約1時間後『今、終了しました』という電話。

 

当初は11時に来院して、採血→麻酔→手術→点滴、17時以降のお迎えの予定だったのですが、

 

手術終了の電話口で言った先生の言葉。

 

『チャッピちゃん、暴れまくって手に負えません。点滴も到底できないので、皮下輸液を行ってお返しします。』

 

『早めに来られますか?』と。

 

暴れるって。。。。。

 

実際お迎えに行くと唸ってる。

 

聞いたことのないような声、獰猛な大型犬が唸っているような。

 

そして、帰りの車の中でお漏らしをしてしまっていたことが分かり、

 

どんなに怖かったのかと。

 

 

で、実際の病気は(まだ検査に出していないので、あくまで先生の意見ですが)。

 

歯根吸収ではないか、と。

 

(以前抜けた歯)

 

この上部分は歯茎の中にあり、下部分がいわゆる歯の見える部分。

 

歯周病によりこの境部分から歯が溶けだし、見えている歯の部分だけが取れてなくなってしまい、

 

根っこ部分だけ歯茎の中に残ってしまうというもの。

 

猫にはよくある現象だと言います。

 

もちろん、このまま生涯を全うする子も沢山しますが、

 

チャッピのようにこの残った根っこの周りにも歯周病棲ができ、

 

歯茎全体が赤く炎症をおこすこともある。

 

酷くなると食事がとれないなど悪影響を及ぼします。

 

で、結局、歯茎から生えてきていたを思われた白い塊は、、、

 

この根っこが少しずつ押し出されて表に見えてきたのでは?という見識でした。

 

細胞検査は2週間くらいかかるそうです。

 

が、骨(歯など)の検査になると3~4週間かかるそうで、正式な結論には至っていません。

 

2週間後に術後健診があるので早ければその時結果が分かる予定です。

 

怒り狂っていたチャッピも自宅に戻り、

 

ほどなく輸液で『振袖』になってしまった腕でいつもの甘えんたに。

 

 

今日からこんなに巨大(人間の薬並み)な抗生物質と整腸剤にサプリを1週間。

避妊手術の時は抗生物質の経口投与でお腹を下してしまったので、

 

抗生物質の注射をしてもらいました。

 

今回もそれをお願いしたら、抗生物質の注射は口腔内にはあまり効かないということで、

 

結局飲み薬に。

 

でも、カリカリもゴミも埃も、なんでも口に入れて丸飲みするチャッピなので薬は楽勝ピース

 

そして腫瘍ではなかったため、怖かった治療費も大幅ダウンの6万円弱(それでも痛いけど…)。

 

今回、予想していなかった病気でした。

 

もしかしたら、残っていた歯の根っこが時間と共に勝手に抜けてくれたかもしれない。

 

そうしたら、チャッピも怖い思いをしなくて(私も金額に怯えることなく(笑))良かったかもしれない。

 

でもこの経験でまた一つ『猫特有』の勉強になったことは確か。

 

まだ続くであろう猫生、飼い主の努力で回避できるものは回避せねばと思いました。

 

猫飼いさん、こんな病気もあるようなので、ご注意を。

 

 

 

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