どうしても11月中に載せたいことがありまして、ギリギリセーフ。
どんなことかというと、11月1日のこと。
もうすでに遠い昔のような感じですが、、、、、
毎月の紅茶屋さんでもお茶会で、11月は『紅茶の日』ということで、
ちょっと豪華なメニューなんです(というより、だったのです)。
ちなみに『紅茶の日』とはザックリ言うと、
航海中に遭難した船頭『大黒屋光太夫』が流れ着いたロシアで、
日本人で初めて紅茶を口にした日と言われているから。
まー、11月1日というのも『11月1日くらい』というアバウトな感じではあるようなのですが。
さて、そんな紅茶の日にちなんだお茶会のメニューとは。
まず、ウェルカムドリンク。
そして、お決まりのアフタヌーンティー。
シメ?にグラスデザートでした。
では、このアフタヌーンティーとは?
イギリス貴族の間で行われ始めた習慣です。
もともとイギリスは1日2食(遅めの朝食とディナー)だったそうなのですが、
電気の発明によって仕事も遅くまでできるようになり、
また、観劇などの社交時間も増えたため、夕食時間が10時や11時にになり、
1日2食ではお腹が減ってしまう。
そこで午後におやつ代わりにいただき始めたのがアフタヌーンティー。
とはいえ、そのボリュームといったら『これがおやつか?』というレベル。
だいたいタワー型の2段か3段のお皿に盛りつけられてサーブされるのですが、
1段目→サンドイッチ(きゅうりサンドが必須)
2段目→スコーン
3段目→ケーキやクッキーなどのスイーツ
すごいですよね。
おやつにサンドイッチって…、育ち盛りの子供じゃないんだから。
ちなみに必須のきゅうりサンドとは、
緯度の高いイギリスできゅうりを栽培できるって、
ハウスなどの暖かい施設を持っているという金持ちの象徴だから。
そして、このアフタヌーンティーでは1段目から順に食べていくという決まりがあり、
戻っちゃダメらしい。
食べ放題に行って、ケーキ食べた後口直しにサラダいく~?みたいのはNG。
ハハハ、でもねご心配なく、今回のお茶会ではそんな厳しい(?)決まりはなく、
和やかにお腹がはち切れんばかりにいただきましたよ~
ウェルカムドリンクはオレンジリキュール入りのアイスティー
2段皿のアフタヌーンティーはきゅうりのみならず、
チーズやハム、野菜の入ったサンドイッチ、
スコーン、チョコレートのパウンドケーキ
グラスデザートはパンプキンのアイスがのったパフェのようなもの
ちょっと驚きというか意外だったのがパウンドケーキ。
いつもはそのままいただきますが、今回は塩と胡椒が付いてきたの。
チョコレートパウンドケーキにピンクペッパーと岩塩を少ーしのせていただくと、
これがまた格別なんです!
まさにスイカに塩って感じで、優しい甘さと深みが出る。
この食べ方、ぜひオススメです!
楽しいお茶会も来月で今年最後。
また美味しく楽しいご報告ができれば。
お楽しみに!!