エネルギーの石油頼みも問題を抱えているんだと実感するニュース

BPの海底油田から石油が漏れ出した、メキシコ湾原油流出事故。
流出した原油は490万バレルとされており、その影響は今も残っているそうです。


石油採掘基地の作業員の方々の犠牲に、大きな環境汚染・・・


日本では原発の代わりに火力発電が頼みですが、現状、石炭や天然ガスに加えて石油は重要なエネルギー源です。
その石油を掘削する現場やタンカーによる輸送は、たびたび流出事故を起こし、決して安全なエネルギー源ではないことが分かります。


石炭だって落盤事故は起こります。


それでもエネルギーを消費しないと維持できない現代社会。


せめて無駄なエネルギー消費はやめたいところです。


原子力発電は安全上の大きな不備が事故で明らかになり、現時点の技術レベルでは手に負えない場合があることが発覚しました。
かといって、代わりとなるエネルギー源は、基本的には化石燃料となってしまいます。
それも決して安全とはいえない代物・・・


反原発と言うのは簡単だけど、エネルギー供給の問題に触れずに、ただただ反対というのはナンセンス。


難しい問題です。


１つ明らかなのは、省エネに努めることでしょう。


また、水利権の問題などをクリアにして、小規模な水力発電をすすめること。
地熱発電も、よりやりやすいように法律を見直していく必要があるように思います。



わかりやすいところでは、やっぱり省エネでしょうね。