グーグルニュースで見かけて
「コロンビア左翼ゲリラ「FARC」最高幹部を軍が殺害」
というニュースを読みました。

内容はそのタイトルのとおりなのですが、この記事だけでは正直な所、これまでの背景などがわからず、どれだけのインパクトがあることなのかわかりません。

FARCは1964年に結成されて以来、政府と交戦状態にあるそうですが、それだけ長期間存続しているということは、そこは一つの自治体のようになっているでしょうね。

Wikipedia で FARC の項目をざっと読んでみたところ、
・資金源は麻薬
・誘拐事件を何度も起こしている
・最近幹部がコロンビア国軍によって殺害され続けており、組織の弱体化が進んでいると見られる
という事がわかりました。

となると、ここに来て最高幹部と目されているメンバーが殺されたというのは、FARCにとっては大きな打撃でしょう。

単純に考えれば、麻薬の供給源が減ることになるだろうし、誘拐事件も起こりにくくなるでしょうから、これは歓迎すべき状況ですね。

ただ、なぜこのような組織が産まれたのか、そのへんの本当の原因を突き止め、そこに対して解決を図らなかったら、また同じような組織ができてきちゃうのかなあ、と漠然と思います。

コロンビアという国がどういう国なのかよく知らないのですが・・・