ウシの取り合いに「衛星電話」が登場するんでしょうか?

独立したばかりの南スーダンで、ウシ強奪事件が起きているそうです。ウシの取り合というには不釣り合いな、1000名もの犠牲者が出ているとのこと。ウシは資産として重要なのかもしれませんが、人を殺してまでというところが理解できません。

南スーダンに展開している国連組織の方の発言によると、「衛星電話」や「新型兵器」が使われていたそうで、ならその犠牲者数も理屈が通ります。つまりこれは、北のスーダンからの圧力行為であり、そもそも虐殺が目的の1つだったと考えられるからです。

南スーダンは、スーダンから独立してできたわけですが、スーダンにしてみれば歓迎できる話ではありません。なんらかの介入の機会を探っていると考えるのは自然なことと思われます。

今は国連の組織が展開しており、なんとか収まっているようですが、ずっと国連頼みというわけにはいかず、南スーダンはこれから大変な道を歩んでいかなければならないのかもしれません。

こういうニュースを読むと、日本はつくづく平和でよかったなと思います。
そして最後にモノを言うのは武力なのかもしれないと考えさせられます。