確か昨日のニュースでは捕まったことになっていたカダフィ次男殿ですが、満面の笑みで写真に収まっていますね。どうやら「捕まった」という報道は、ガセネタだったようです。これはどう理解したらいいのでしょうか? 反体制派が勝ちそうだ、という情報操作だったのでしょうか? それともただの誤報でしょうか? これだけの国際ニュースで、単純な誤報というのは考えづらいですね。

なんにしろ、首都トリポリまで反体制派が来ているのは確かなので、どちらかというと反体制派優勢なのは間違いないでしょう。ならば、すぐバレてしまうようなデマ(カダフィ次男を捉えたというニュース)を流す必要なんて無いわけですよね。うがった見方をすれば、反体制派に肩入れしている西側諸国の都合だったのかもしれないですね。特にアメリカについては、オバマ大統領にしてみれば、少しでも良いニュースが欲しいところではないかと想像します。

またまた視点を変えて、カダフィ側のデマかもしれません。影武者とかね。まあでも報道陣の前に姿を晒しているわけだから、影武者だったらすぐバレますか。まあこの線は薄いかもしれません。

僕は主にニュース越しで状況把握しているので、報道に何らかのバイアスがかかっていると、ちょっと困っちゃいますね。まあ報道というのはえてしてそういうものだと思いますが。

まあ、必ずしも事実を語っていないかもしれない、と気をつけつつ、リビア情勢をフォローしていこうと思います。