カダフィ大佐側のスナイパーを見つけては殺すという、対スナイパーのための戦闘員となっている19歳の青年へのインタビュー記事です。




正直言って、ここで語られていることに、違和感というか、違う世界感というか、異質なものを感じますが、これはリビアでは現実なんでしょう。

日本とリビア、同じ地球上でも、これほどまでに世界が違うのかと思うと、すごく変な感じです。

もしかしたら、リビアはまだマシなほうかもしれません。アフリカにはもっと大変な状況に成っている国々もあると思います。


それにしても、この青年の語る内容は、違和感がありつつも現実感があります。それはやっぱり紛れも無い現実だからでしょうか?
作り話ではないだろうと直感します。

わざと撃たせるとか書いてありますが、けっこう危険じゃないかと思うんです。
また、レーザーポインターがどこから出ているか探るなんて書いてますが、なんかアニメの中の話みたいです。でもこれは現実。

戦いが終わったらのんびりしたい、ということらしいですが、これは僕達が仕事が終わったらのんびりしたい、というのとは、向き合っている現実がぜんぜん違うのに、ノリが同じような感じで違和感があります。でもやっぱり、そんな戦場にずっといたいわけじゃないでしょうね。休みはほしいと思います。

しかしまあ、なんというか、日本に生まれて育って、本当に恵まれているなあと、つくづく思います。
そして世界が平和になることを祈ります。