どうやら反体制派が押し切りそうな雰囲気のリビアです。これでカダフィ大佐が逃げ出せば、それでひとまず決着となるのでしょうか? なんにしろ平和な状態になることを祈ります。

気がつけば半年も経っているんですね。日本では地震と津波、そして原発事故があって、すっかりリビア情勢のニュースが遠くなっていましたが、リビアの様相は着々と変わってきていたんですね。

反体制派もカダフィ大佐側もどちらかが押し切る雰囲気はなく、長期の内戦状態へずりずり移行するのかと思っていました。それだとソマリアみたいになっちゃうのかな、と気の毒な気持ちでした。やっぱり内戦で国力を消耗するっていうのは、とてもつらいことだと思うんです。

でも、このニュース記事によると、反体制派が石油の拠点を押さえたり、首都トリポリでも存在感を増しているようで、反体制派が優勢になっているようです。あとはカダフィ大佐が悪あがきせずにさっさと身を引いてくれれば、事態は落ち着くのかなと思います。以前に、化学兵器を使うかもしれない、というようなことを書いているニュースがあり、追い詰められた時に何をするかわからないから怖いなあと思っています。

なんとか無事に事が収まることを祈ります。