いやはや、すごいことしますね。

遺伝子操作で免疫力強化して、がんを治したそうです。

もうちょっと詳しく説明すると、免疫系の細胞であるT細胞を遺伝子操作で改造して、がん細胞への攻撃性をアップさせたT細胞を作り、がんを直してしまったそうです。

病気を治すのは薬ではなく免疫系ですから、それを強化するというのは理にかなった方法だと思いますが、部分的とはいえ人間に対する遺伝子操作というのは若干抵抗を感じるものですね。

それはさておき、効果は絶大なようで、うまくいけば完治できるようです。その時に、腫瘍が壊れるため大量の壊死した細胞が発生するためか、発熱と吐き気があるそうです。まあそりゃしょうがないですよね。

それにしても画期的な方法だなあと思います。

ただ、何らかのミスや異常で、正常な細胞を攻撃するようなT細胞になっちゃったら、目も当てられないようなことになるような気がするところが、ちょっと怖いです。そういうところは気を付けてくれていると信じたいですが・・・ そもそもT細胞の遺伝的な改変って、どうやってやるんだろう?って素朴な疑問があります。ちゃんと狙った通りの改変ができるんでしょうかね。どういう操作をするのか知りませんが、100%同じ結果になるようには思えないんですが・・・

でも、もじ自分が末期がんだったらこの治療やってほしいと思うかもしれません。