これはぜひやってほしいところです。

今の政府が災害支援において機能していたのかどうか、よくわかりませんが、首都機能が壊滅してしまったら、それを引き起こした地震やテロに対して、どうしようもなくなってしまうことが懸念されるので、首都機能のバックアップは必須と考えます。

でも、これは知恵を絞ってやってほしいですね。いいネタだと思って、そのおこぼれにあずかろうとする諸々の人たちを潤して、いざというときに役に立たない仕組みが出来上がってしまうことを恐れます。

思うに、情報通信の仕組みが発達してきて、コミュニケーションコストが下がっている今、ある程度普段から業務分散できるんじゃないかと思うんです。最初から全国に分散させておいて、1つの業務が1つの場所に集中しないように並行で動けるようにしておけば、1つの場所で被災したとしても、いざというときに並行で動いていた部署がかわりに担当すれば、業務を止めずに処理できるんじゃないかなあ、と思うんです。

業務システムは複数データセンターで管理して、役所の場所とは分離したりね。


ついでに思うのですが、市役所のシステムって、それぞれの市で導入していたりするんですが、おんなじシステムじゃダメなんでしょうかね? 基本的に同じ業務をしていると思うのですが・・・

もし同じシステムなら、データ管理が独立していれば、1つの市が被災して機能停止したとしても、被災していない市のシステムを利用して業務継続できるんじゃないかなあ、と思うんですね。

まあ、細かい業務の違いはあると思うんですが・・・ それでも戸籍管理など、基本的に同じですよね。なんでそれぞれの市で情報システム入れるんだろう? 信用金庫みたいに共同センターでシステム管理すればコストが下がっていいのに・・・

これはやっぱり市場に晒されていないからなんでしょうかね。


話はそれましたが、これだけ地震が多い日本だから、首都機能のバックアップ体制はぜひ万全の体制で備えておいて欲しいものです。できれば低コストかつ合理的な形で。