ついにやってきた年に一回の試合の日。
やれるだけの事はやったと思う。
週三回の稽古も休まず参加した。
この日まで頑張り切ったことは一つの達成だと思う。
しかし、結果の出る試合なので後悔の無いよう頑張りたい。
まずは前蹴り。
そして相手に張り付き、ヒザ蹴りを連打する。
それが出来れば今日は合格という事にしよう。
実験だ。
羽生善治は真剣な試合でも新しい攻め方を試し、負けることもあったと言う。
そしてあそこまで強くなった。
ただ、羽生善治と私の違う所は試合の数だ。
私は年一回しか試合に出ない。
だから、結果も欲しい。
しかし、先生にも勧められた攻め方だ。
その攻め方を徹底する。
試合も2回目なので、大分気持ちも落ち着いている。
睡眠も良く取れた。
初めての試合は全然眠れなかったのに。
去年試合を録画しておいたのも良かった。
中級は初めてだ。
ビデオを見て安心してはいけない。
いざやってみると、突きは痛いし蹴りも重かった。
自分もそれに近いレベルのおっさんなのだ。
今日は胸を借りるくらいの気持ちで丁度いいのだ。
前回とは全然プレッシャーが違う。
まず、既に一つトロフィーを持っている。
中級のトロフィーとか、優勝のトロフィーとか、もちろんもらえれば嬉しいが、既にゲットしているのは全然違う。
他に、前回は子供も見ていたが、今回は見にこない。子供の前でカッコ悪い所は見せられないのでプレッシャーだったが、今回はそれが無い。
ただし、それが良い方に行ければ良いが。
空手の試合は根性も大事だ。
諦めたら負ける。
多少の実力の差は、ひっくり返る。
プレッシャーは力にもなる。
しかし、今回は楽しみな気持ちもある。
自分の力を試したいと言う気持ち。
そして、少なくとも試合のお陰で強くなれたのは確かだ。
今日は、頑張ろう!