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イッチーの『俺の話はやや長い』ブログ

大阪府内在住の40男です。
日々の生活を綴っています。
みんな読んでね!

伊坂幸太郎のグラスホッパーを読んだ。

伊坂幸太郎の小説は、5冊目くらいだろうか。
話は面白いが、登場人物のセリフが鼻に付くことが多く、伊坂幸太郎作品からしばらく遠ざかっていたが、このグラスホッパーは面白かった。

先が気になり、一気に読んでしまった。
異能の人が、伊坂作品には登場するが、ここでも鯨という人物が異能者として登場する。

なんか、本当にいるかもしれないこんな人。
といった感じの異能者だが、この人物は、その異能の副作用に苦しめられたりもしている。

人間は、誰でも死にたがっている。

その人物のセリフだ。

そうなのかもしれない。

生きることは苦しみである。

これは僕が、おじいちゃんの法事で聞いた、お坊さんの言葉だ。

もしかしたら、本当にそうなのかもしれない。

みんな、生きることの苦しみから、楽になりたいのかもしれない。

でも、一度それを受け入れてから、前向きに生活を続けていくことも一つの方法だろう。

伊坂幸太郎の作品は、後半一気に伏線が回収され、すごい爽快な読後感があり、このグラスホッパーもそういう所はキッチリ楽しめる。

さらに僕は後半以外も楽しめ、中だるみも無く最後まで読んだ。

もしかしたら、僕の好みもあるかもしれないが、かなり質の高い小説だと感じた。

ただ、基本的に悲観的な雰囲気が作品全体に漂っており、好みが分かれるものなのかもしれない。