主庭となる枯山水の庭に続く、側庭の苔庭





この庭園をみて驚いたのは、アカマツの幹が綺麗なことです

館内にある800本のアカマツは7月中旬から年に一度の剪定しますが、枝や葉の形を整えるのはもちろん、仕上げに幹の古皮を落とすことで、アカマツ本来の樹幹の色を鑑賞できるようにしているんだそうです



また、苔庭のアカマツはすべて斜めに植栽されています

山の斜面に生まれ、成長してきたものを平坦な地に垂直に植えるということは、樹木にとって大変な苦痛になるという、設計者の考えによるものです




苔の間には炭が埋め込まれてました

雨が降ると、高いマツの枝から雨のしずくが落ちて苔を傷めるため、それを防ぐためなんだそうです

炭はすべて庭師が焼いたもの




‘’足立美術館の庭園‘’という本を美術館で買って、このブログの解説もおもにそこから抜粋しているのですが、この本には四季の庭の様子が綺麗な写真でたくさん載っています





私が庭園を訪れた10月はまだ緑の庭
少しだけ赤いモミジが混じってて、それも綺麗でした



紅葉の時期の写真は見事です  冬の雪景色も素晴らしいし、サツキやツツジの咲いている庭も


庭は生きており、日々刻々と表情をかえます






季節の花ツワブキ


全康は自叙伝に「本当の素晴らしい庭は、人々の心を癒してくれる。  めまぐるしい現代社会に活きるわれわれだからこそ、都塵を離れ、心を浄め、清涼のひと時をもつ必要がある。とりわけ、日本庭園は憩いの場、心のオアシスとして日本人の感性に極めて近いものがあると思う」、としたためています


足立美術館庭園   心に響く素晴らしい庭でした





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