昨日のホトトギスといい、秋には和風の花をよく見かけます
このコムラサキもそう
紫色の宝石のような実のついた木を見つけて、絶対写真に撮ろうと思っていました
コムラサキは本州以西の湿地の近くに生える、高さ1~1.5mの落葉低木
初夏に薄紫色の小さな花を咲かせ、秋になると紫色の美しい実をつけます
コムラサキはムラサキシキブとよく似ていますが、ムラサキシキブが高さ3mにもなるのに比べてコンパクトで、実がムラサキシキブよりもみっしりついて綺麗なんだそうです
うすい黄緑に少し紫が入った色づき始めの実から、だんだんと紫が濃くなっている実が、順番についています!
この薄緑から薄紫のグラデーションは本当に魅惑的! 指輪やネックレスにしたら素敵なのができそうです
コムラサキのそばには藤袴がたくさん咲いてました
古くから日本に自生している多年草
万葉集の中に山上憶良の 「萩の花 尾花(すすき) 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」という歌があります この歌が秋の七草の起源 フジバカマ(藤袴)もその中に入ってますね!
赤っぽい薄紫の花、雄しべがほつれた糸のように乱れているのが特徴的
和の美しさ!
現在は数が減ってきてて、園芸店などで回っているのは近縁種なんだそうです
秋の日に輝くように咲いていた和の花でした
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