新コロナウイルスが猛威をふるっていますが、みなさんは大丈夫ですか?

 

私、もしかしたら新コロナウイルスに感染したかもしれないので、経過をみなさんと共有したいと思い、ここに書きます。

今考えると、あれが最初の兆候だったのかもしれません。

 

4月4日(土)

晩酌をしながらの夕食時、ふと右手の甲が発赤しているのに気がつきました。それは痒くもなく、腫れてもいません。

手のひらは変化なく、左手はもちろん変化はありませんでした。こんなのははじめてで、妻にも見てもらいましたが「何だろうね」と、

特に気にも留めずにいました。

 

4月5日(日)

朝から胃が痛みました。これまでも胃が痛くなることは度々あり、そのうち治まるだろうと、デイズニーランドで胃痛になったときに購入した市販薬を飲みました。午後になり胃痛が激しくなり、体のだるさも加わるようになりました。薬を追加して、たまらず横になりました。念のため熱を計ると36.47℃と微熱(平熱が低い)程度。軽い吐き気が襲うことがあり、トイレに行くももどすことはありませんでした。食欲がなく、そのまま就寝したものの、胃痛で熟睡できず、何度も目覚めました。うとうとすると、何故か頭の中にテトリスのようなゲーム画面が浮かび、ゲームをしながら『何でこんなゲームをしてるんだ、寝ろ』と言い続ける自分がいました。寝入りばなに何度も繰り返しゲームが現れるという、はじめての経験でした。胃痛は、それまでの胃全体の痛みから、食道と胃の結合部分の強い痛みに移行。

 

4月6日(月)

起きだす気力もなく布団にはいったまま、食事もとらず熱を計ると37.17℃(8時40分)、37.5は超えていないと一安心?胃痛は、それまでの胃の内側の痛みから、胃の筋肉痛に変わったように感じる。胃内部の痛みと闘って(収縮運動)、筋肉痛になったかと思ったくらい。午後になると胃の筋肉痛に腹筋痛が加わる。14時15分には37.3℃、まだ37.5℃は超えていない。腹筋痛は右側が強く、体を動かすと思わず「痛い」と声が出る。夜9時、36.57℃と熱が下がる。あの不毛なゲーム画面が現れることはありませんでした。

 

4月7日(火)

朝の検温35.96℃。布団の上に起き上ってみると、腹筋は痛いものの大分動くことが出来るようになっていた。ただ、全身のだるさが残っており、横になりたい気持ちがあったが、働いている妻の手前もあり、何とか起きだす。朝食はスープを半分。10時30分の検温35.3℃、ビタミン入りの飲料水を飲む。冷たかったせいか、少々の下痢。腹筋はまだ痛いまま。昼前に娘とのおやつタイムにコーヒーを飲む。匂い・味とも感じるので一安心。お昼は娘のラーメンをおすそ分けしてもらう。13時35分の検温35.9℃。声枯れが発生。夕食は普通の量を食べるが、晩酌は禁止を言い渡される。3日ぶりにお風呂に入る。就寝前の10時10分検温35.5℃。

 

4月8日(水)

朝の検温35.9℃。まだ腹筋が痛いがだいぶ楽になる。声のカスレは有。朝食は普通に食べるが、おなかの調子は今一つ。10時45分検温35.6℃で、熱の心配は遠のく。チコちゃん叱られるけど、ボーとして過ごす。声枯れは一に続く。帰宅した妻からやつれていると言われる。就寝の9時55分検温35.4℃。

 

4月9日(木)

朝6時25分の検温35.6℃。ちょっと体がだるく、軽い咳が1,2回。

 

以上の経過で、新コロナウイルス感染かどうか不明ですが、症状はほぼ改善と自己診断です。医者に行くことも考えましたが、万一のことを思い、自宅療養をして、高熱が4回以上続いたらと行くことにしました。40平米の狭い家なので、感染していれば一家3人共倒れです。みなさん、くれぐれもご注意ください。 

 

ではでは

 

60歳になりました。18歳から社会保険庁で働き始め、42年が過ぎ再任用の身となったことを契機にこれまでの思い出話を書かせてもらいます。

 

第一話(納付時効と年金受給資格)

 

初めて採用されたのは昭和49年、当時の厚生省の外局である社会保険庁でした。秋田から上京して東京都杉並区高井戸の年金保険部業務課に配属されました。高井戸庁舎には、全国の社会保険事務所から年金の記録や裁定請求書が高井戸に送られ、記録を一括して管理し年金の決定をして年金証書を発行、支払業務もしていました。私はその業務の一部である国民年金裁定(年金の受給資格を審査し年金額を決定する係)を担当しました。国民年金老齢年金は受給資格として国民年金単独だと25年間の納付(免除含)期間が必要でした。

 

働き始めて仕事にも慣れ要領も分かってきた2年目の頃だと思いますが、どうしても6か月ほど納付期間が不足する人がいました。本人の申告した履歴に従って納付記録を調査しても確認できず、社会保険事務所はもちろん市町村の国民年金課に確認しても不足します。本人宅に電話して履歴と照らして話しても納付しているのは間違いないの一点張り、その話しぶりが自信満々で、何度か国民年金課に確認するもこちらも間違いないの一点張りです。

 

役所的には、納付の確認ができないので期間不足で不支給決定できましたが本人の自信満々な返事が気になり最後と思い電話したところその時の「領収書を持っている」とのこと。領収書を送ってもらったところ「国民年金保険料請求兼領収書」とあり肝心の領収印がありません。本人は領収書とあるのでてっきり納付したものと信じ込んでいたようです。折り返し電話して、勘違いであることを説明し納付時効が一週間後に迫っているから、すぐ市役所の国民年金課で納付するよう話しました。その数日後、領収印のある領収書が送られてきたので無事に国民年金老齢年金を裁定して年金をお届けすることができました。

 

それから暫くして高井戸庁舎に来客がありました。当時、高井戸庁舎に請求者や加入者が直接来るようなことはありませんでしたので、おっとり刀で行ってみると中年女性が「○○ですが、お世話になりました。これを届けるように言われて持ってきました」とブドウの入った箱を差し出してきました。はじめてみる方で、苗字を名乗られても分かりませんでしたが、よく聞くともう少しで国民年金をもらい損ねるところだったので娘の私に届けてくれと言われたそうです。

 

今も当時も付け届けは受け取ってはいけないのですが、押し付けるように置いてさっと帰ったのでタイミングをなくして、ブドウの箱を持ってボーと立っていました。受付で見ていた守衛さんにもらってもいいのでしょうかと聞いたら「私には分からない」と言われました。たぶん、部屋に持ち帰って事情を話して、みんなで食べたと思います(捨てた記憶がないので)。

 

終わり

 

 

 

 

 

日米など12か国は、105日に環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意を発表しました。日本政府は、「21世紀型の新たなルールの構築」「中小・中堅企業、地域の発展への寄与」「長期的な、戦略的意義」があると宣伝していますが、その実際はどうでしょうか。多くのマスコミは、「野菜やお米などが安くなる」とメリットを強調して報道していますが、未だテキストの全文が公表されていないのにも係わらず大筋合意を歓迎していいのでしょうか。


そもそも「大筋合意」なるものが、「合意できなかったので、大筋で合意した」ように装うということではないでしょうか。1030日に日本経済新聞社が内外の交渉関係者や専門家を招いて緊急シンポジウムを開催しましたが、その鼎談の中で合意が長引いた最大の原因である知的財産分野について、元USTR次席代表のアラン・ウルフ氏は「薬のデータ保護期間をアメリカは5年と思っているがオーストラリアは8年と捉えている」と発言し、駐日オーストラリア大使のブルース・ミラー氏が大きく頷く場面がありました。この一事をとっても、TPP交渉の大筋合意はできていないことは明白でしょう。


この緊急シンポジウムで特別公演をおこなった甘利TPP担当大臣は、「日本がTPP交渉合意の大きな原動力となった」「日本のリーダーシップで交渉をまとめることができた」と自画自賛し、「アメリカに真正面から対決できるのは日本だけ」と期待され「日本は途上国の意見を取り上げアメリカにあたってくれた」などと自慢話を繰り広げました。TPP交渉に参加するために牛肉の輸入基準を緩和し、オバマ大統領に「自動車」と「保険」分野について日本は努力しますと安倍首相が約束した(入場料を支払った)ことなど忘れてしまったようです。


さらに甘利大臣は、「政府や地方発注の入札に外国企業が来ても、外国企業が日本企業並みになるだけで日本が変わることはない」「知的財産も、権利侵害を感じていることが明らかな場合に限り第三者が訴えることが出来るのであって、新たな創作活動やクリエーター誕生の機会が奪われると言うのは全くのデタラメ」「ISDSは海外投資する日本企業を守るためのもの」「健康や生命を守るため科学的根拠を今まで以上に厳しくWTO基準を守る」「TPP交渉に混合診療や健康保険制度などは全く入っていない、危ないとあおる人がいるけれど全くない」などと反対意見を意識した発言が目立ち、「サーバーを相手国に置かなくても日本に居ながらにして海外展開できる」と中小企業を意識した話もありました。これは、日本国内外のTPP交渉反対運動の反映であり、私たちの取り組みの成果であることに確信を持つ必要があります。


安倍政権は、「大筋合意」後は国内対策だと宣伝していますが、TPP協定の発効のためには、まず参加国の言語での協定書(案)を作成する必要があります。そして、各国政府がこの協定書(案)に署名し、全参加国の議会承認などの国内手続きを経ることになります。安倍首相は、安保法制の成立後に「今後も国民の皆さまに誠実に粘り強く説明を行っていく」と言いながら、説明の場である臨時国会を開こうとせず、TPP交渉の「大筋合意」についても国会で議論ができないまま説明責任を放棄した恰好となっています。


すなわち、大筋で合意したように見せかけてはいるものの、TPP交渉の詰めの作業は残っているし協定書(案)全文もまだ公表されていないので、どんな問題点があるのか明確になっていないのが現状です。そのうえTPP交渉で医療保険を含む社会保障(保険)については留保(対象外)されていますが、アメリカとの2国間交渉でどうなっているのかは全く不明です。それでも「米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの農林水産物の重要品目について、引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象とする」こととした国会決議違反は明らかです。今回の「合意」の情報を公開させ、みんなでTPPの学習会もして「だめなものはだめだ」と国民と連携した力で運動を広げれば、TPPは阻止できる展望が生まれます。たたかいは、これからと言っていいでしょう。


TPPシンポジウム発言は筆者のメモからです。