23歳。
そういえばこの間、23歳になった。
くがつむいか。
私は相変わらずその数字を思いうかべて、
「大人だなー。」とわかるようなわからないような感想を持った。
きっと22歳の誕生日もそう思ったと思う。
この先もきっとそう思う。
いつの日か、「おばさんだなー。」とかも、思うんだろう。
ひどく子供じみた、心もとない気持ちで。
昔からの夢がふたつある。
女優。
っていうのと、
作家。
って、いうの。
どうしてだかわからないけれど、
「私には女優の才能がある。」と昔から思えてならない。
馬鹿みたいだけど本当の話で、
だけど演技なんてしたことがないから、
この奇妙な思い込みが真実かどうかはわからない。
「女優になりたい」ではなくて、
「女優の才能がある」という思い込み。
今も、かなり本気でそう思っている。
ただそれだけなのだけど。
夢といえば夢?
…ちがうかしら。
もうひとつ、作家。
こっちも昔から。きっと小学校2年生くらいから。
これに関しては自信があるわけではなくて、ただただ切望している。
文章を書いて生活できたら幸せだなと。
それで誰かに感動を与えられたらめちゃくちゃ幸せだなと。
最近、23歳になりました。しつこいようですが。
それで、人生の目標をさだめました。
これってつまり「夢」?
だけど「当面の夢」。
当面の、とか言うあたりが、大人だなー、と、思う。23歳の私。
本をね、出す。
どんな形でもいいから。
きちんとした本。
なにをもって「きちんとした」というのか、
自分でもまだわかっていないのだけど。
を、出版すること。
これが、当面の夢。
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決めてしまったら、気持ちが良かった。
私の人生の向かう先。