まだあどけなさの残るその表情に喜怒哀楽を見ることは出来ず、薄ら笑顔を浮かべただただ永遠と宙を眺める生気の無い瞳。


小さな華奢な体に成人男性用のサイズの合わない汚い服を着て、乱れた髪のまま立っている少女。




仕事が終わって、ダウンタウンから自分の家の最寄駅へ着いた。


仕事のことや明日の予定のこと、そんなことをぼんやり考えながら歩いていた。





横断歩道の近くに立っている少女。

その少女に見覚えがあった。


ここ一週間ほどで数回、ダウンタウンやこの街で見かけたからだった。




その少女は、いつも同じ服で、乱れた髪のまま、薄ら笑顔で何もせずに座っているか、立ちすくんでいる。




おそらく中1くらいかそこらくらいの、本当に幼い少女。



どうしてこんな風になってしまったんだろう。



「きっとドラッグなんだろうな。」


そうやってすぐ察しがつくこの街、バンクーバー。



大麻はどこでも手に入れることができ、大麻喫煙・所持よりもよっぽどお酒の取り締まりの方が厳しいくらいだ。


道端には使用済みの注射器が落ちているのを見かけるし、覚せい剤を実際に打ってるところを目の当たりにしたこともある。


安いチューン店のコーヒーショップのトイレには、医療用の針捨てBOXが設置されている。中には使用済みの針。何に使用したかは定かではないが、針のサイズを見ると、やはりそれは医療目的としたものでは無いものばかりだった。





この少女もまた、ドラッグの罠に堕ちてしまったのか。



こんな幼い少女に、そんなドラッグを買うお金なんか、そもそもあったのだろうか。

家族はいるのかな。

助けてくれる人はいないのか。

同じようにドラッグをやってる人でもいい、少女と一緒に居てくれる人はいないのかな。





自分が中1の頃、好きな男子がいてドキドキしたり、おしゃれをしてなけなしのお小遣いで安いアクセサリーを買って少し大人になれた気がしていた。

小学生から中学生になって、子供から大人へと少しずつ変わっていく思春期の時期。


親に対して素直になれなかったり、異常に反抗したくなる頃だった気がする。





自分の思春期の時期を考えながら、今日見たその子の空虚な表情が頭から離れない。




その少女に声をかけることもできたかもしれない。


でも、なんて?


なんて声をかけたらいいんだろう。







この街には本当にたくさんのホームレスやドラッグ中毒者がいる。


私と年が同じくらいだったりもっと若い20代の若者さえ、地べたに座り

食べ物やお金を求めている日常が、ここにはある。



たまに、ホームレスのように道端に座ってフリーフードや小銭をせびる傍ら、携帯電話を片手に、この国では高級品である煙草を吸ってるという矛盾した光景さえ見られる。


ホームレスという「職業」は、儲かるらしい。







今日見た少女よりも、食べ物や小銭を求めているホームレスの方がよっぽど人間味があった。

だって、求めているんだから。



少女は、本当に、なにも求めていなかった。

ただ、いつもひとりで、その時間を過ごしている。


その瞳の中に、なにも、感じていないようだった。









それが、すごく悲しくて、痛かった。







どうしてよかったのかわからない。


なにもしなくてもよかったのかもしれない。





ここで私が書いたことは、ただ単に私の主観だけであって

事実はわからない。











ただ、その少女の存在が、悲しくて、頭から離れない・・・











先週と今回と、二週に渡りシアトルに渡米したモリカナです。


いやー全く、アメリカは刺激的で最高ですね!

バンクーバーからシアトルまでバスで4時間。
日帰りでも行けちゃうアメリカなのです。

まぁこれだけ近いので、たいして気候も変わらない、同じような街なはずなのに、
やっぱりそこは違う国。
カナダとアメリカは近くて遠い、別の国。


自然に溢れた、のんびりのんびりなカナダに比べ、刺激的でクレイジーな国アメリカ。
ほんとアメリカは変な人がたくさんいますね。そして体の大きな人もたーくさん。
まさにジャンクフード大国アメリカを代表するがごとく、THE Mr. JUNKFOOD!!!なサイズの大きな方々がね、もうそこらじゅうに。
服のサイズとか一体Xが何個必要なんやろ?ていうレベルですね。
もう体のラインがおかしい。お腹がお洋服に収まり切っていない。
5Xとかになっちゃうのかな?

アメリカは電動車椅子を使ってる人も多くて、ただ単に太り過ぎで足が悪くなって歩けない人も多いそうです。自分の体なのに自分で支えられないだなんて…

アメリカからカナダに来た第一印象は、"え!みんなスマート!痩せてる!"でしたね、そういえば。


まぁ、近いお隣の街だけど違う国、クレイジーなアメリカ。

あーやっぱりアメリカが好きだわ。


今回、レインフェストに行くに当たり、3日間のハードコアのフェスだったので、3泊することに。
でもなんだか他のフォークミュージックのフェスと被ってて宿がなかなか空いてなくて。
で、初日の金曜の夜だけ、シアトルダウンタウンより少しだけ北の街、フリモント?フレモント?(Fremont )に宿をとった。
その街がさー!その宿の近くにさー!
すごいでかいビンテージのお店が!
地下に階段が続いてて、階段を降りるとわーっと広がるフロアには、アメリカンビンテージが所狭しと!
やばいっ!
一気に興奮!!!!!
うをーやべー!アメリカンなビンテージがこんなにたくさーん!!!!って興奮してたら、あら、ここアメリカだったわ、とちょっと冷静になって、探索。
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見るもの触るもの並んでるもの全部可愛くて、でも値段はそんなに高くもなくて、見てるだけでも本当に楽しめちゃう!
クラシックな食器の柄にときめいて、60sのドレスの柄にため息。
アンティークの銀食器の傷から感じる時間の流れや日本には無いセンスのポスター。色褪せた安っぽいプラスチックのキーホルダー。
一部壊れたダメージさえ愛おしく感じてしまうアメリカンビンテージの不思議。
あーダメだもう、アメリカで節約とかできねーわ!
と、私は吹っ切れました。

買いたいものを買うのです←




アメリカに良く来るようになってから、アンティークなお洋服がより好きになったよ!
昔から古着は大好きだったけど、日本で買うには高すぎて、しかもなかなか手軽に挑戦できる値段ではなかったので、いつも見て楽しんでたんですが。

ここ、アメリカ。
ビンテージクローズすっげ安いの!!!!!!

状態のいいワンピも15ドル以下で十分買える。
安いお店に出会って、古着市みたいなとこ狙って行けばね!

てことで、シアトルダウンタウンならばブロードウェイストリート、フレモントも橋を渡ったすぐにあります。そのビンテージのお店。vintage mall。同じ系列のatras clothingてとこはお洋服メイン。お値段もお安く商品の数が素晴らしい。どれも一点ものなので出会ってときめいたら買い時。
それと、fremontのBallardストリートにもいいお店見つけて、ワンピを購入。どちらも12ドルほど。死ねる。可愛すぎて。もう我慢するの体に悪いよ!買え!
"buffalo exchange" address: 2232 NW market street Seattle

おもちゃもお洋服も買って満足ですね、このシアトル旅。

まぁ荷物はどんどこ増えるわけですが。見て見ない振り。


あーもう、荷物どうしよ。
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さぁハードコアの話をしましょう。

RAIN FEST 5/23(Friday) - 5/25(Sunday)の3日間。
7secindsやDTN、backtrackやmodern life is war, converge ,Alfa and omegaなどなど。
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私はローカルバンドに強くないエセハーコーなので(汗 せいぜいわかってこれくらいです。
でもまぁそこは知らないバンド多数だから余計楽しいだろ!てことで新しいバンドを発掘するべく向かったrain fest
ベンジーさんが日本から来てて、さすがNorth west hardcore に強い方と一緒にいると心強いですね!
お友達も紹介してもらって、ほんまに感謝感謝です。
なんとお土産にstand unitedのフーディーもらっちゃってうわー!!!つって超あがりました!最高!嬉しすぎる!かっこいい!このデザイン超好き!ひい!!
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そんなベンジーさんのマーチに狂った様子は素晴らしかったですね!笑
見習います!もうほんと…!

今回私が買ったマーチは全部で6バンド。
dead weight/DTN/power/bent life/keep it clear/safe and sounds
ですね。
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三日間を通して印象に残ったshowだけちょっとだけ、書くと。

まず初日。
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ill intent
地元バンドらしく、盛り上がりがすごかった。ステージダイブに横モッシュ。
重過ぎず軽すぎず。曲の全体のバランスがよくて、ボーカルのステージングもいい感じ。
地元バンドなのにマーチ持ってきてもいない適当さ。この野郎。マーチもってこいよ!欲しかったのに!

bent life
ボーカルの巨漢も音の雰囲気と合い過ぎて◎あんまりニュースクールとか重すぎるのとか好きじゃないんだけど、このレインフェストで好きになりました。
ギターだったかベースだったか忘れたけど、上手の人のライブ中の上がり具合が好きだった。もう塩巻いてないのね?このバンドもノースウェストハードコアらしく、熱いピットとなってました。あーもうタフガイすぎる巨漢の大男達がバッチバチにモッシュしてるんですよほんとにもう。
痛いし。痛いし。痛いわ!!!
まぁそういう痛い場所にいるってことなんですけどね。
アドレナリン出まくってると痛さってわからないものです。
後になってアザとなり、その時の激しさをわからせてくれるものなんです。ああ。

expire
人気者expire
マーチ来てる人も多くて、楽しみにしてたバンドでしたが。
すごくすごく良くて、今でもマーチ買わなかったことを後悔しています。買えばよかったよほんとにもう。
ボーカルが好きです。単純に、好きです!(男前だし
落とし方が悪いんだよーそらあのモッシュピットなるわーていう。程よい落としで悪いな~ええな~
キャッチーなリフも良し。ちょうどいい!私的に!
これからヨーロッパツアーらしいです。えーexpire見に飛びたい!今度からツアー日程チェックする!またシアトルこないかなー♡(もはやバンクーバーに来るの期待してない
東に飛びたいよー東だ東!向かうは東海岸♡

converge
通ってないのでわかりません。 わからないんだよ、曲の違いが…
とにかくとても人気でした←

2日目
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7seconds
この三日間の中で一番楽しみにしていた7seconds。あー7secondsを生で見れる日が来るなんて。そんな日が来た!きたー!!!!
三日間の中で一番楽しみましたねこの時間が!!!!!
ボーカルはちょっと身体が大きくなって髪も伸びましたが、でもあれです、あの、クラシックなバンドの、リユニオンとかで見るガッカリ感、そゆの一切無くて、うをー!!!ってただただアガりましたね!!!!

ああもうユースクルー最高だつって、もうこりゃアドレナリン爆発しすぎて私はもう何回ステージダイブしたのか、どれくらいモッシュしたとか、ほんとにわからないくらいとにかく楽しみました。
ライブ終わってから、ベンジーさんに、「モリカナ、ボーカルに褒められてたね」と言われましたが全く気付いておりません、当の本人は。なんだか指さされて褒められてたらしいです。感無量です。後悔無いす、めっちゃ楽しみました泣くほど!
99redbaloonsの大合唱には心震えました。やっぱりレジェンド!素晴らしかった!もういい、満足です泣
7secondsが文句無しにベストアクト!
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Down to nothing
泣く子も黙る、飛ぶ鳥落とす勢いのDTN
もはやもうビッグバンドですね。ひぇーシンキングシップスとのツアーもあれはもういつでしょう?あの時の衝撃から数年でこんなビッグバンドになるなんて、すごいの一言。
てことで、もうピットはくっちゃくちゃ、アメリカンな大男がおもっきり腕ぶん回す、手加減なし体当たりのモッシュの中にぴょんっと飛び込んで行ってきましたよ。バチバチに打たれまくりましたけど。痛いし、もう怖いし!!でもニヤニヤしちゃってるみたいで、DTNのオフィシャルで上がってたインスタの写真ににやついてるモリカナが写り込んでた模様。ただのドMかよ、と。
もうね、7secondsとDTN続きだったからさ、もうこの2バンドみたら、もうrainfest終わったようなもんで←
満足しちゃいました。
新譜からの曲が多かったけど、やっぱり根強いthe mostからも曲やってて最高でした。どれ聞いてもDTN感があるってすごいことやと思うねん。他のバンドとは違うライブ慣れしたタフなshowはアガるしかないですねもーほんと。
そしてマーチも可愛すぎ。いつもいつもドツボ♡

singled out
イキナリtenyard fightのカバーから入ったもんだから、え?なに?このバンドはカバーバンドなの?え?て感じで、数曲はしばらくカバーが続きました。もちろんオリジナルもあったぽいんだけどどれがオリジナルなのかよくわからないままライブ終わって、ライブはかっこいいんだけどどれがテメエの曲だよ、ってなってなかなか集中できずに終わってしまい、少し残念。

keep it clear
我が!バンクーバー発の!バンドー!!!!いえー!
お隣の町のバンドにしてはシアトルキッズのサポートも熱く、とても盛り上がってました!初見だけどバンクーバーてだけで仲間意識もあり即マーチ購入♡サポートサポート♡

minusもよかったです、多分。もう正直、後から復習しないとわかんなくなりますこんだけ見たら。


3日目。
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もう2日目ではしゃぎすぎて全身あざだらけで痛いし筋肉痛でつらいし眠いし長丁場で疲れたし、てな感じな3日目スタート。

dead weight
シアトルの誇り、championのギタークリスがボーカルを務めるバンド!クリスがもうイントロからモッシュし始めて、ああもうステージングも超熱い。片膝ついちゃう系の、シンガロングのマイクの向け方に熱くなっちゃう感じの、そーゆーのです←全く伝わりませんね
ベンジーさんからの紹介してもろて、クリスたくさんお世話になりました、ありがとう!

safe and sound
タコマ発のユースクルーEDGEバンド!
話はそれるけど、めっちゃEDGEバンドいるなぁーと。東京で見てた時はさ、インサイドくらいしか思い浮かばないなーつって、EDGEバンドって特別感若干あったけど、アメリカでは結構普通なんやなーて。
若いバンド~て感じで荒削りを感じる!そこがまたいい。

power
ノーマークのバンドでしたが、マーチがかわいくてマーチ眺めてたら、クリスがpowerはいいバンドだよ!て推すから信じてマーチ先買いしたバンド。
正直、多分YouTubeとかで音源だけ聴いても好きとは思わない感じだったけど、ライブがクッソよかった!!!!!!地元のサポートも熱い感じやった。あーほんとあれだね、地元のサポートがやっぱり素晴らしい。まぁ日本も同じなんだけど、ここに来てもすごく感じた。
hardcoreをべースに、ロック色も強かった印象。ライブ全体の雰囲気とかお客さんの感じとかモッシュとかMCとか、そゆのぜーんぶ含めてすごく良かった印象が強いバンド!なんやろ、なんかすごいいいバンドやった!

backtrack
3日目のandrew wkのトリ前、実質トリだろ、みたいなbacktrack
楽しみにしてたし、モッシュもしたかったけどもうなんせ体が痛すぎて、だって自分で腕に触れるのも痛いくらいなのに、また大男にぶん殴られるようなピットに入りたくない、いてーし、てのが本音で、でもやっぱrain fest最後だしなーと思って、知ってる曲で2回ほどちょいちょいとステージダイブしてきました。もうなんかやっつけ感。知らない曲も半分、知ってる曲も半分…?かな?笑
DTNと比べるとやんちゃ感あるな~とぼんやり見てました。

は、そういえば、ステージダイブした時に、ちょっと変な奴がいて、私すごい無理やりな形でステージからフロアに引き摺り下ろされたんですよ。イラっとして、もっかい行ったろや、と思ってステージ登ろうとしてもあからさま邪魔してくるし。邪魔の仕方がひどい。痛いし。
他の人がステージダイブしようとした時も、同じように邪魔してて、その時はその人が頭からフロアに落ちそうになって。まわりの人らが、"危ねえ!"て助けに行くくらいにひどくて。で、それを見てたステージ袖のお客さんがついにキレてそいつに殴りかかってもみ合いになったんです。ライブ一時中断。なんか早口で英語で話してるからよくわからんくて、でもあたしも被害者だし近くにいたから一応ブーブー言った←
とりあえずその場は収まり、変な邪魔もしなくなってbacktruckのライブは終了。
その後、外でひとりぷらーと歩いてると、その邪魔したやつが話しかけてきて!
"さっきはごめんね、危なかったよね。ごめんね。"って言ってきたの。
ビックリしちゃった!
こんな素直に謝られると、あたしはだいじょぶです!はい!ってなっちゃって、握手して笑顔で別れました。
あいつのしたことは、危険なことだったし、やっちゃダメなことだったと思うんだ。で、案の定他の人から責められたんだけども。
でもこうやって、ぷらーと外歩いてる時に追いかけてきてさっきはごめんね!って謝ってくれたのが嬉しくて、もうあいつあんなこと二度としないよね、きっと!よし!と思って、あーハードコア好きなやつに悪い人いないなーなんて私は幸せな脳みそでぽやーんと考えてたわけですよ。

Andrew wk
パーティーハードしかわかりません!が、なかなか楽しかったです。
まぁ、それなりに、!
だってあんな小さなライブハウス規模で見れる人らじゃないでしょうきっと!(知らんけど
だいぶしてる人らたくさんいたけど、おちゃらけてる人多かったなー笑 明らかにチャラダイブかましてたw


パンクもハードコアもロックも一回で3度美味しい。
最高の三日間!ああもう!最高!



BANEとかのこと書くつもりやったけど長くなりすぎたので次回書きます。なげー今回なげー







iPhoneからの投稿
月一近況報告行きましょー!


もー今回愚痴多めです、てかもう95%愚痴、あーもう100%愚痴さ!








学校卒業して、その10日後にはもうバイトを始めるという、なかなか早めのスパンで飛ばしてきたモリカナさん。

カナダ生活いよいよ7ヶ月。
ちょっとここらで疲れが見えてきましたよ、っと。




働き始めて四ヶ月、初めて、初めて、少し長めの休みが欲しかった。

その休みは、シアトルで三日間連続で行われるハードコアフェスに行くため。


もう2月の時点でチケットを買い、3月の時点でボスにも伝え、一ヶ月以上前に再度伝えたんですがね。。。



今だにぐちぐち言われる始末です。
カナがいないとその日店を閉めなきゃいけなくなるだの、ラッシュアワーの時間は誰が対応するんだなど、え、そこまであたしに頼られても困るんですけど感がすごいの最近。




もともととっても小さなお店で、ボスとマネージャーでやりくりしていたお店なのですね。
あたしが入って、今までサポートしてたマネージャーが少し離れた場所に二店舗目のケバブ屋をオープンし、その小さなダウンタウンのお店では、ほぼボスと私で回しているのです。

入って1ヶ月ですでに店の鍵を渡され、オープンの準備から数時間は一人で店を任せられる、といった状況でした。
もちろん英語での対応で、お客さんはカナディアンが大半。ネイティブの英語の注文を聞き取るのも一苦労、慣れない仕事も大変、一人でお店にいることのプレッシャー、いろんなストレスがあったけど、それでも頑張れる!と思ってできる限りのことを自分なりに工夫したり試行錯誤しながらやってたわけですよ。

英語うまくないからじゃあサービスや笑顔で挨拶するとか、そういうあたしにもできるところをちゃんとしよう!て思ったし、店の物の片付けや在庫の管理もしっかり確認したりして。

4月なんか、午前中から夕方まで働いて、一旦3時間くらい休憩したら、また夜8時から11時まで仕事、っていう、もう本当に一日拘束系の勤務時間で働きまくり、たまには1日13時間を超える日もあったんですよ。
ほんと、ボスが大変なのもわかるから、頑張ってるのがわかるから、助けたいと思ったしできる限りのがんばってきたけど。



週一でしか休みがない、その休みの日曜日でさえたまに危うくなる。


もうこんなに働く時間ばっかりだったら何にも楽しめない!と思って、
ボスと話し合って見たんですよ。
あたしはカナダに働くためだけに来たんじゃない、とね。
たかだかバイトだろ~!てわたしは思ってても、ボスは一職員雇った、みたいな感じだったみたい。
このまま行くと、本当にカナダ生活ケバブ屋しか残らない…

これから忙しくなる夏の時期、二人でやれるわけがない!!!!!

必死に説得して、パートタイムのバイトを入れるということに。


そのバイト君、常連さんだった人なんですけどね。
近所に住むカナディアンです。

そのカナディアンなバイト君に、
わたしが!わたしが!!!!
英語で!!!えーいーごでー!

仕事を全部教えろと。





え、?


いやいや、そりゃ英語の練習にはなるし、そりゃわかるけどさ、教えなきゃなのもわかるよ?
でも細かいニュアンスとか難しい、、、

なんて不安いっぱいで迎えた初日、と、二日目。


もーそのバイト君、
びっくりするくらい覚え悪いし容量悪くて、さらに雑で、もーほんとーびっくりしたー!!!!,、'`( ´∀` ),、'`'`,、
もう笑っちゃうレベルー!٩( ᐛ )و


やっぱり日本人でくそまじめなんだなーと痛感しましたね。まぁ日本人でも雑な人はいるけど、雑レベルが桁違い。そして要領の悪さも桁違い!٩( ᐛ )وきゃー!

何回も説明して、やってみせて、やってるのチェックして、やっと、やっとで、少し覚える、程度!!!!

んぎゃーん!!!!

もービーックリしちゃった!

まぁ元々自分は覚えが早い方で容量も悪くはないと思うんですよ。
でもさすがにこのカナディアンにはビックリした。
でももちろん悪い子じゃないし、真面目にやろう!という気持ちはわかるので、何度でも何度でも教えますがね…




なのに、なのに、ボスは、そのバイト君のミスを全部あたしのせいにする~

カナが全部彼のやることチェックしなきゃいけないんだ、でも店の片付けは早くやれ、だの、もう無謀すぎるす。
あたしとボスでやっても片付け1時間かかってたのに、あたしと新人バイト君で、同じ時間でやれと。いやいや無理しょ?
ほんでいつも通り片付けしてたら、イキナリ、今日から営業時間一時間のばすから、とか言って、片付けたこと怒られるし、なんで?もう、キョトン、なんで?なんであたし怒られんの?って、納得いかないことが多々あってですね、最近は。

もう本当に健康に良くありません。


お客さんと喋ってる時間は大好きなんだけど、ボスと働くのはそろそろ苦しくなってきました。
仕事も覚えて、慣れてきたけど、休みはない、気分は乗らない、これから先ももう希望の休みは出すなと言われ、あたしがミスすればあたしのせい、バイト君がミスすればチェックしてなかったあたしのせい、はいぜーんぶあたしがわるいーての、もう嫌です。


ボスも悪い人じゃないけど、仕事に生きてる人だし、仕事とプライベートを分けて考えられる人じゃないみたい。リフレッシュするための休みを取るのも気が引ける、休み明けに出てきても、楽しい話もできない、(ボスが私がいなかった間どれだけ忙しかったかを毎回言うから、休みの話なんてできない)だなんて、なんかおかしいよねー。

このバイト始めて4ヶ月ですが、もう、重すぎる責任を背負うのはつらいす。
別にあたしの店でもないのに、なんだこの責任の重さは。

こんなに重い責任持って頑張ったって、あたし、9月にはカナダ旅立ちますからね?という。


ここまで自分を犠牲にする必要もないのかなぁと思いました。
あーあ、もう。


ため息です。


とりあえず、もう、寝ます。



気持ち的にずっしりどっしりドーンと重いすわ。

はぁ。






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