今日で3.11から二年が経ちました。
連日、テレビでは様々な特番が放送されていて、どれも涙なしには観られない物でした。
まだまだ、私の中では消化し切れずにいます。東北の方々は二年経った今も近しい人を亡くした悲しみや復興の送れから辛い日々を送っている事でしょう。
ちょうど一年前に浜松から佐世保に引っ越しました。初対面の人に浜松から引っ越して来たと言うと、
良かったね、長崎は地震がないから。
とよく言われました。私はこの言葉に苦笑いするしかありませんでした。
東北の人は辛い日々を送っているのになという思いと、今まで地震がないからと言ってこれから先も何もないとは限らないという思いでした。
浜松では東海地震が前々から言われているため、小学生は登下校時にヘルメットを着用したり、幼稚園や小学校では防災の日に子供の引き渡し訓練があったりしました。もちろん、佐世保にはありません。
国内でも県や市や学校によって、防災への取り組みは様々ですよね。
3.11があって思ったのは、知識や物を備えておく必要性があるという事です。何かあってから、こうしておけば良かった、又は、人(例えば先生)がこうしてくれれば助かったかもしれない、と言っても遅いですよね。命の問題なんですから。
そう思って私なりに考えてみました。
家族の命を守るために、3.11と防災の日9/1にする事
①避難場所、避難経路(2ルート以上)の確認。2ルート以上というのは、地震や水害でルートが通れなくなる場合があるからです。さらに、避難場所とルートは学校、職場、家にいる時など、それぞれ確認する。
②家族間の連絡の取り方の確認。
災害時、携帯が使えなくなる場合が多いので、それも想定した上で。
災害用伝言ダイヤルの使い方も確認。
③防災カードの確認。(内容の変更がないか)
裏です。
表です。
このカードを家族一人一人が持ちましょう。
④防災アイテムの非常食、非常備蓄品の確認
今、考えられるのは以上です。防災リュックもすぐに取り出せる所に置きましょう。我が家はベッドの下に置いてあります。
これらの知識はNPO法人ちいきのなかまさんが主催する防災講座で得ました。国土防災技術株式会社の方々が何人も来て下さり、本番さながらのシュミレーションや、実際に道を歩きながら危険な場所も教えていただきました。
土曜日に家族で受講するのは、間際に少し気がのりませんでした。災害はあるかないか分からないから、遊びに行きたいなと。でも受講して、災害に対するプロの考えを聞けてとても良かったです。ちいきのなかまさんもいろんな活動に積極的で、出会えて良かったと思います。
今、私ができる事は防災の知識をブログに載せる事だと思い、かなり長いブログになってしまいましたが。読んでいただいた人に少しでも何か届けば有難いです。
最後に亡くなられた方15881名、行方不明の方2668名のご冥福を心よりお祈りいたします。そしてご遺族の心が少しでも楽になりますように。