子供のピアノ② | りんごちゃんの部屋

子供のピアノ②

ついでにもうひとつ。


先日来西していた中国人ピアニストのランラン(Lang Lang)。

パンダじゃありません。年がバレますね…


先週のレッスンの時、ピアノの先生とその話題で盛り上がったのですが、

先生も興奮気味で


「彼は天才よ。さすが世界一のピアニスト」って。


ほう、世界一だったのか。知らなかった。


ピアノって、ある程度の技術を身につけてしまえば、あとの評価はすごく主観的なもののような気がするんです。

趣味の問題っていうか…


例えば同じソナタを弾いたとしても、ピアニストによって解釈が違ったり、演奏方法が少しずつ違ったりすると、どちらが良いというのではなく、どちらが自分の好みにあっているか、なんですよね。

私は、曲ごとには〝好きなピアニスト〟がいるんですが、まだその差があまりわからない段階なので(笑)、先生の好きなDaniel Barenboimの演奏を聴いています。あとはKempffとか。


ということは、プロのピアニストになれるなれないは、運。そして売れるか売れないかはマーケティング。


ただこのランラン、スペインのテレビ に出演した際、ショパンの黒鍵のエチュードを右手部分をオレンジで弾いたんです。ただでさえ難しい曲をオレンジで?

2曲目は子供のころから好きだったという、トムとジェリー(だったかな)。実はリストの作曲だそうです。

インタビューや演奏でも、ただ楽しんで遊んでいるように見えました。


あ、子供のピアノでしたね…


彼がいつピアノを始めたのかは知りませんが、3歳の時、父親から6時間ピアノの練習を強要されていたと言うんです。5歳でどこかのコンクールで優勝して最初のリサイタルを開いたと言うんです。


確かに、彼の現在のピアニストとしての地位は不動のもので、音大生であるピアノの先生も、羨ましがるほどの技術なんです。

でも彼の幼少期ってなんだったんでしょうね。

これはかわいそうなんでしょうか?それとも世界一のピアニストになれたんだから良いんでしょうか?


例えば、私はタロに1日6時間の練習なんてひどい事させられません。

例え未来のランランになれなくても。


でも何かを極めるためには、犠牲も必要と言うのはわかるんです。


あっでももしかして、6歳児でも〝本当に何かが好き〟だから6時間練習したいと思う子供もいるんでしょうか?

自分の子供を持つ前と持った後では、6歳児のイメージが随分かわったんです。

前は6歳なんて子供。って思っていましたが、6歳児、結構大人です。自分の意思を持って、自分の意見を言う。

もちろん子供の事ですから間違っていたりもして、こちらで方向転換してやらなければならないこともしばしばですが…


あるいはランランの場合、コンクールに優勝してリサイタルを開いた5歳の時点で、彼はもうピアノから離れられないほどピアノが好きだったのかもしれませんね。

それは本人にしかわからないだろうし、多分ランランは現在の自分に満足しているはずですしね。


まぁ私達の課題は今のところ、1日5分の練習なんですが…(_ _。)