本当は気づいていたの

あなたを傷付けることも

あなたに甘えていただけということも

そしていつか自分にも苦しみが訪れるのだろうということも

でもあの時は

あの時のあたしは

ただ君を傷つけたくなくてうなずくだけだった

うなずくことで今までの関係が保たれる

これが一番なんだ

そう思っていたから

でも違った

あれは優しさなんかじゃなかった

あれは同情と名のすごくすごく残酷なことだった

あたしの気持ちに

君は気づいていたのかな

だから何も言わないでいてくれたの?

それでも一緒にいてくれたの?

今更だけど

これだけは伝えたい

あの時の君の優しさは

確かにあたしを支えてくれていたんだと

あたしを強くしてくれたんだと



どうか君がこれを読んでくれますように

そしてこれからは本当に君を愛してくれる子と寄り添っていられますように